先週のアクセスランキングで1位は、2020年2月5日、総務省は2019年12月末のアマチュア無線局数を公表したニュース。それによると、前回(2019年11月末)のデータから1か月間で1,121局”減少し、日本のアマチュア局数は402,119局となった。2019年は1年間で13,071局のアマチュア局が閉局したことになる。あくまで仮説だが、これは2011年3月11日に発生した「東日本大震災」による開局ブーム!?から5年経過したタイミングに一致する。「東日本大震災」をきっかけにアマチュア無線の資格を取得、または再開局してアマチュア局を開設したものの、無線局の有効期間である5年を過ぎ更新を行わなかった無線従事者が多かったことから、再び減少スピードが加速しだしたと推察できる。
続く2位は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が、2020年1月31日(金)と2月1日(土)の2日間、大阪・日本橋のデジハムサポート(アイコム情報機器ビル)で関西初開催となる「スプリアス無料測定&講演デー」をJARL関西地方本部の後援、デジハムサポート/アイコム株式会社の協力で行った様子の現地リポート。初日はおよそ60名の来場者があり、予約者が持ち込んだ無線機器のスプリアス簡易測定を見学し、アイコムと総務省による講演の聴講を楽しんだ。また、総務省の講演では1月17日に同省が発表した「アマチュア局の制度整備の概要」というパブリックコメントの内容や背景を、総務省移動通信課の堂上係長が詳しく説明し約40名が聴講した。いずれも注目度が高い内容だった。
3位は、「<QSLビューロー訪問から国会議員ハム対談記事まで>JARL会員以外でも閲覧OKに! 『JARL NEWSダイジェスト』のWebページオープン」。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、会員向けに年4回発行している「JARL NEWS」の中から、とくに注目度の髙い記事を抜粋して「特集&企画ダイジェスト」としてまとめたページを同連盟のWebサイトで公開した。「電子版JARL NEWS」は会員のみの公開となっているが、今回オープンした「特集&企画ダイジェスト」は会員以外でも閲覧が可能だ。年間1,000万枚以上のQSLカードの転送業務を担う島根県出雲市のQSLビューロー訪問記をはじめ、アマチュア無線家でもある小渕優子衆議院議員(JA1LXG )や泉田裕彦衆議院議員(7K1KJK)との対談記事などが無料(PDF形式)で楽しめる。
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1)<アマチュア局、1年間(2019年)で13,071局減少>総務省が2019年12月末のアマチュア局数を公表、前月より1,121局少ない40万2,119局
2)<初日の会場写真を公開>JARD、2月1日(土)まで大阪・日本橋で「スプリアス無料測定&講演デー」を実施中
3)<QSLビューロー訪問から国会議員ハム対談記事まで>JARL会員以外でも閲覧OKに! 「JARL NEWSダイジェスト」のWebページオープン
4)<無線機片手にFB Girlsがマラソン大会で大爆走>「月刊FBニュース」2020年2月1日号きょう公開
5)<無資格者の利用機会拡大、1.9/3.5MHz帯のバンド追加割当て、FT8などの申請簡素化…etc.>総務省、アマチュア無線に係る制度整備案に対し2月17日まで意見募集
6)<430MHz帯に出没した不法局を監視・動向などを確認>北海道総合通信局、免許を受けずアマチュア無線機をトレーラーに設置していた男を摘発
7)中日新聞、黒部アマチュア無線クラブ(JA9YDO)が「北方領土の日(2月7日)」を周知するためPR運用を実施したと報道
8)<レピータ受信時にスタンバイビープが約2秒遅れて鳴る場合がある不具合を修正>アイコム、D-STAR対応ハンディ機とモービル機6機種の新ファームウェアを一斉公開
9)<希望小売価格は124,800円(税別)、発売は2020年3月下旬を予定>アイコム、ポータブル機「IC-705」発売を正式告知
10)<1アマの増加率が“急ブレーキ”>総務省、「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表
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