CQ出版社は“別冊CQ ham radioシリーズ”として年4回刊行している「別冊CQ ham radio QEX Japan」の最新号、No.34を2020年2月19日(水)に発売する。今号は「八重洲無線 FT-891で組むFT8運用システム」の徹底解説のほか、アルインコの「DJ-PV1D使用レポート」も掲載。さらに「測って楽しむ アマチュア無線の測定」「ラジオいじりを楽しもう! みんなの受信機製作」といった新連載もスタートした。価格は1,980円(税込)。
「QEX Japan」は2011年11月創刊、従来同社から刊行されてきた「別冊CQ ham radio」シリーズの誌面を刷新して登場した季刊誌(毎年2、5、8、11月に刊行)。アメリカのアマチュア無線連盟ARRLが発行する技術誌「QEX」のタイトルを同連盟の許可を得て日本版を発行している。国内のアマチュア無線、電子関係の話題はもちろん、ARRLの機関誌「QST」や「QEX」誌からの翻訳記事も収録している。今号のおもな内容は下記の通り。
<徹底解説>
お出掛け先に持ち出そう
八重洲無線 FT-891で組むFT8運用システム
<Product Report>
・HF/50MHzトランシーバ
JVCケンウッド TS-890の外部インターフェース活用
・0.5W 18ch VHF デジタル小電力コミュニティ無線トランシーバ
アルインコ DJ-PV1D使用レポート
<ユーザー・レポート>
・V/UHF帯のデジタル音声モードを楽しむ
アイコム IC-9700でD-STAR通信を満喫しよう
・APRS トータルソリューション
CG Antenna製 GW-1000の活用例
・ラズパイとGNU Radioで作る
八重洲無線 FTDX5000用スペクトラム・スコープ
<テクニカル・セクション>
・ICOM用トランシーバコントロールソフト
「Win4IcomSuite」のバンドスコープ機能
・MMANAシミュレーションで作る
かんたん430/1200MHz DPアンテナの考察
・HFアンテナをパラレルにして高性能にする実験
1200MHzパッチ・アンテナをスタック化する
・ツェップアンテナを深く知ろう
電圧給電方式の解説
・強制バランス型ラジアルを使った垂直アンテナ
後編(2) オフセンター給電マルチバンド垂直アンテナ
<新連載>
・測って楽しむ アマチュア無線の測定
第1回 ディップメータ
・ラジオいじりを楽しもう! みんなの受信機製作 第1回
<連載>
・デジタル通信“FT8”実践講座
第8回(最終回) FT4のQSB実験
・AM通信機のアマチュア技術
第8回 1-T-2K受信機の製作とオートダイン検波の考察
・あなたの知らない電波の世界
第8回(最終回)高いリグと安いリグ ― そっとつぶやきます 令和時代の無線機選び
同誌の予約・購入は下記のAmazonリンクで可能だ。また詳細は下記関連リンクのCQ出版WebShopにも掲載されている。
●関連リンク:別冊CQ ham radio QEX Japan No.34(CQ出版WebShop)
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