株式会社エーオーアールは2020年2月18日、ハンディタイプの広帯域受信機「AR8200MARK3」が製造終了になったことを同社Webサイトで告知した。「改良を重ね品質の維持に努めてまいりましたが、部品調達が困難なことにより製造終了とさせていただくことにいたしました」と案内している。なお修理などのアフターサービスは引き続き対応するという。
エーオーアールのAR8200シリーズは3機種あり、初代の「AR8200」は1998年に登場。その後マイナーチェンジ版の「AR8200MARK2」が2000年に発売開始となり、2002年に現在の「AR8200MARK3」が登場した。530kHzから3000MHzをアナログオールモードでフルカバーし、さまざまな機能拡張用カードが用意されていること、混変調に強く外来ノイズを受けにくいといった特徴から長年にわたって受信ファンに愛用されてきた。
同社は2020年2月18日のプレスリリースで、次のように発表している。
AR8200MARK3製造終了のお知らせ
長年に渡り製造してきましたAR8200MARK3につきまして、改良を重ね品質の維持に努めてまいりましたが、部品調達が困難なことにより製造終了とさせていただくことにいたしました。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ご愛用いただいておりますユーザー様には心より感謝申し上げます。なお、修理等のアフターサービスは引き続き対応させていただきます。
・製造終了製品
ワイドレンジレシーバー AR8200MARK3
JANコード:4589839880282
製造終了時期 2020年3月
後継製品 未定
●関連リンク:
・AR8200MARK3製造終了のお知らせ(エーオーアール)
・ワイドレンジレシーバー AR8200MARK3(エーオーアール)
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