先週のアクセスランキング1位は、八重洲無線株式会社が2月26日に発表したC4FMデジタル対応の144/430MHz帯モービル機「FTM-300Dシリーズ」の紹介記事だ。セパレート可能な139W×42H×132Dmmのボディに高精細フルカラーTFT液晶ディスプレイを搭載、幅広い周波数帯(108~999.99MHz)で2波同時受信が可能で、C4FMデジタルの2波同時待ち受けやAPRS機能にも対応しているという。価格は50WタイプのFTM-300Dが74,800円、20WタイプのFTM-300DSが69,800円で、2020年4月の発売開始を予定…という内容に注目が集まった。
続く第2位は、新型コロナウイルス感染症の拡大懸念により、各地でアマチュア無線関連のイベント(JARL地方本部主催行事や支部大会など)も中止が相次いでいることから、2月27日に一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が公式Webサイト上にイベントの中止・延期情報をまとめた案内ページ「今後のイベント開催について」を緊急開設したというニュース。同ページはその後も更新が行われ、2月28日20時現在で「第19回西日本ハムフェア」「栃木県支部ハムの集い」「中国地方ARDF競技大会」「埼玉県支部大会」「奈良県支部大会」「香川県支部 ハムフェステイバル in 香川」という6つのイベントの開催中止が案内されている。このほかJARL茨城県支部主催の「モービルFOXハンティング」(3月1日)も中止が決定した。
第3位はフランス共和国(F)の電気通信主管庁であるARCEP(Autorite de Regulation des communications electroniques et des Postes)が、同国のアマチュア無線局に新しく60mバンド(5MHz帯)を開放したことを2月21日付けのARRLニュースが伝えたというもの。同国がアマチュア業務に開放した周波数は5351.5~5366.6kHzで最大出力(EIRP)は15W。なお割り当ては二次業務の扱いということだ。
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1)<C4FMデジタル対応、2波同時受信が可能>八重洲無線、144/430MHz帯モービル機「FTM-300Dシリーズ」を新発売
2)<新型コロナウイルスによる無線イベント中止・延期情報を集約>JARL、Webサイトに「今後のイベント開催について」案内ページを緊急開設
3)フランス共和国(F)、アマチュア無線に60mバンド(5MHz帯)を開放
4)<「西日本ハムフェア」中止決定、JARDは養成課程講習会の対応を発表>「新型コロナウィルス感染症」の影響、アマチュア無線界にも…
5)<アイコムの新製品“IC-705”にも好適>コメット、3.5~430MHz帯の9バンドに対応したアンテナ「UHV-9」を発表
6)<今後の160mバンド拡大にも対応>コメット、人気のロッド式アンテナ「HFJ-350M」専用の1.8/1.9MHz帯拡張コイル「HFJ-L1.8/1.9」を発売
7)【名簿掲載】JARL、「令和2年通常選挙」の立候補者と無投票当選者を告示
8)<iPhone/iPad対応>アイコム、DV画像伝送用画像リサイズアプリ「ST-4001I」を無償公開
9)<電波監視業務についてのお知らせ>北海道総合通信局、電波法に違反する無線局への申告対応の手順例や情報提供の内容などを紹介
10)各国で60mバンド(5MHz帯)アマチュアバンドの割り当てが拡大中
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