電波新聞社出版部は、2020年3月19日に季刊誌「電子工作マガジン」2020年春号を刊行する。同誌には、1999年で休刊となった月刊誌「ラジオの製作」の流れを汲むエレクトロニクスのホビー誌で電子工作記事が満載されている。また別冊付録として、かつて“マイコン少年”を熱中させた、同社発行の雑誌「マイコンBASIC Magazine(愛称:ベーマガ)」がついてくる。価格は1,430円(税込)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。「電子工作マガジン」は、電気、電子業界の日刊紙として知られる電波新聞社が年4回刊行しているエレクトロニクスのホビー誌(定期刊行されている、唯一の電子工作入門雑誌)。かつてBCLやハム、オーディオ、マイコン、エレクトロニクスの入門誌として青少年の人気を集めた「ラジオの製作」の流れを汲む。記事内には随所に懐かしい“ラ製テイスト”が溢れている。
今号は「ラジオ少年のローコスト3球スーパーラジオキット 製作編その3」「アーテックのAM・FMラジオキットの製作」「マークオーディオ製ユニットで高音質スピーカをつくる」といったラジオ・オーディオ関連の製作記事を掲載。
さらに「非接触給電モジュールを使用した 光るハーバリウム製作と実験」「ロジックICで動くスロットマシン製作」「ICカード鉄道模型コントローラーの製作」「コンピュータの仕組みを学べる 4ビットマイコンを作ろう」「秋月電子の大型7セグデジタル時計の製作」「秋月のデジタルオシロスコープキットの製作」といった記事も掲載。そのほかハム入門者に向けた「新・キミもアマチュア無線家になろう!!」や、前号から新連載の「BCLマニュアル最新情報」も掲載されている(目次写真参照)。
また同誌は「ラジオの製作」(1999年で休刊)創刊65周年記念として、1981~2003年まで同社が発行し“マイコン少年”を熱中させた「マイコンBASIC Magazine」が別冊付録で復活。今号では超小型シングルボードコンピュータ「IchigoJam」「IchigoLatte」「プチコン3号」「PasocomMini」「PC-8001」などの投稿プログラム20本を掲載。さらにPC-8001発売40周年記念の特別企画として「ベーマガ投稿復刻特別版」を掲載している。
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