JH8RZJ 松田氏がブログ「無線のムに濁点」の3月22日付け「新型コロナウイルスとアマチュア無線 Club Logへの影響」の中で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が様々な分野に及んでいるらしく、Club Logにアクセスすると「Club LogのコンピューターリソースをCOVID-19の研究に優先的に使うので、アマチュア無線のログの処理は時間がかかるようになる」などの告知が記載されていたと伝えている。
「Club Log」は、国内でも愛用している無線家は多く、なかでもログサーチ機能が便利で、会員登録後に交信データをアップロードすると相手局(相手局もアップロードが必須)との交信データの照合を行ってくれるほか、会員登録しなくてもDXペディションなどで、各バンド、各モードで交信に成功したか否かの星取表を表示させたり、「OQRS(Online QSL Requests System)」という、オンラインを使ったQSLカード請求サービスを活用しているDXerも少なくない。
今回、松田 啓氏(JH8RZJ)が自身の交信データをアップロードしようと、Club Logにアクセスしたところ、「Club Log resources are currently being used for scientific research into COVID-19: From 21 March 2020, all of the computing resources of Club Log are primarily dedicated to research into COVID-19. This activity has a higher priority than Club Log’s amateur radio features. Uploads may take slightly longer. Read more about the Folding@Home project. You can contribute to this effort」との告知が表示されたということだった。
要約すると、「現在、Club Logのリソースは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の科学的研究に使用されています。2020年3月21日から、Club Logのすべてのコンピューティングリソースは、主にCOVID-19の研究専用(タンパク質共同解析作業)となっています。このアクティビティは、Club Logのアマチュア無線機能よりも優先されているため、アマチュア無線データのアップロードには、少し時間がかかる場合があります」と記述である。
以下、JH8RZJ 松田氏がブログ「無線のムに濁点」から…。
新型コロナウイルスの影響が様々な分野に及んでいますが、
今朝がた、Club Log にアクセスすると、
表記の内容が記載されていました。その内容は、
Club Log のコンピューター・リソースを COVID-19 の研究に優先的に使うので、
アマチュア無線のログの処理は時間がかかるようになる云々・・・というものです。
先日、LoTW も一時的に落っこちていましたが、(関係あり??)
インターネットにも様々な影響が出てくるのでは、と思います。
DXペディションも次々と中止となっていますが、
世界はもうそういうレベルのお話ではすまない状況。
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●関連リンク:
・新型コロナウイルスとアマチュア無線 Club Logへの影響(無線のムに濁点)
・見よう見まねで ClubLog その1(無線のムに濁点)
・Club Log server capacity is now dedicated to COVID-19 research (Google グループ)
・Club Log
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