2020年4月16日、総務省は2020年2月末現在のアマチュア無線局数を無線局統計情報で公表した。それによると前回の2020年1月末のデータから1か月間で1,118局減少し、399,895局となった。アマチュア局が毎月1,000局以上も減少している傾向が続き、ついに40万局を割ってしまった。また、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2020年2月末の時点で437局が免許登録している。この1か月の間に25局が廃局となったと思われる。
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から47か月間で36,494局減少したことになる。
●2020年2月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 115,615局(115,886局)
・2エリア(東海管内): 51,876局(52,103局)
・3エリア(近畿管内): 48,167局(48,246局)
・4アリア(中国管内): 24,640局(24,733局)
・5エリア(四国管内): 18,437局(18,410局)
・6エリア(九州管内): 33,343局(33,420局)
・7エリア(東北管内): 42,387局(42,559局)
・8エリア(北海道管内):36,714局(36,804局)
・9エリア(北陸管内): 9,784局(9,857局)
・0エリア(信越管内): 16,648局(16,698局)
・6エリア(沖縄管内): 2,284局(2,297局)
※カッコ内の数字は2020年1月末の局数を表す
●2020年2月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 108局(119局)
・東海管内: 37局(40局)
・近畿管内: 19局(21局)
・中国管内: 28局(30局)
・四国管内: 18局(19局)
・九州管内: 76局(79局)
・東北管内: 88局(91局)
・北海道管内: 38局(38局)
・北陸管内: 6局(6局)
・信越管内: 14局(14局)
・沖縄管内: 5局(5局)
※カッコ内の数字は2020年1月末の局数を表す
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)
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