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<JARLコンテスト委員会からは屋外での移動運用自粛お願い>山岳4団体、新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐため登山自粛の声明文発表

山岳4団体(公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、公益社団法人 日本山岳会、公益社団法人 日本山岳ガイド協会)は、新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐため登山自粛の声明文を4月20日に発表した。「出先の方々への感染を広め、山岳スポーツ愛好者自身が感染するリスクを高めるため」として、登山自粛を呼びかけている。一方、JARLコンテスト委員会は既報(2020年4月16日追記記事)のとおり、2020年4月26日(日)21時00分まで24時間にわたり開催される「第62回 ALL JAコンテスト」に関して、アマチュア無線家に対して「外出自粛の観点から屋外での移動運用は行わず、自宅からの運用のお願い」の要請を行っている。

 

 

 

 

 

 山岳4団体(公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、公益社団法人 日本山岳会、公益社団法人 日本山岳ガイド協会)では、「この緊急事態に対処するには、山岳スポーツを愛する皆様の他者への思いやり、そして何よりご自身の感染防御に専心され、事態の収束を見るまで山岳スポーツ行為を厳に自粛していただきますよう山岳四団体としてお願いいたします」としている。

 

 先日、JARLコンテスト委員会からは「第62回 ALL JAコンテスト」に関するお願いで、「食事や食材の購入でコンビニなどに立ち寄ることで、接触の機会が増えます。さらに、現在の状況では何か事故にあったときに救急が出動できない、病院が受け入れられない可能性があります」と、「“STAY HOME(家にいよう)”でのアマチュア無線の運用を行ってください」と呼びかけている。

 

 

 山岳4団体による声明文は以下のとおり。

 

 


 

山岳スポーツ愛好者の皆様へ
令和2年4月20日

 

 新型コロナウイルス感染被害は拡大の一途をたどり、ついに緊急事態宣言対象地域が全国に拡大しました。

 

 山小屋の従業員を感染から守り、宿泊登山者の3密による相互感染を防ぐため、多くの山小屋やスポーツクライミング施設の閉鎖が相次いでいます。

 

 新型コロナウイルスは、潜伏期間が長い、感染しても自覚症状がでない、一度陰性になっても再度陽性反応がでる感染者が多く見られます。このような潜在的感染媒介者には若年・壮年層が多いのも特徴です。

 

 全国民が、外出制限、商業施設の相次ぐ閉鎖あるいは在宅勤務等々、日々逼迫した窮屈な生活を強いられています。このような現況下で、都市を離れ、清浄な空気と自然を求めての登山やクライミング行為は、出先の方々への感染を広め、山岳スポーツ愛好者自身が感染するリスクを高めます。

 

 この緊急事態に対処するには、山岳スポーツを愛する皆様の他者への思いやり、そして何よりご自身の感染防御に専心され、事態の収束を見るまで山岳スポーツ行為を厳に自粛していただきますよう山岳四団体としてお願いいたします。

 

 山岳スポーツに係わる皆様の緊急事態宣言へのご理解とご協力で、感染症拡大阻止に寄与し、この未曽有の感染危機が一日も早く収束することを願っております。

 

 近々事態が収まり、山で、岩場であるいはスポーツクライミング施設で皆様と再びお会いできる日を楽しみにしております。

 

 

山岳四団体

 

公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会
日本勤労者山岳連盟
公益社団法人 日本山岳会
公益社団法人 日本山岳ガイド協会

 

 

 

 

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【追記:マルチオペ種目中止。屋外運用の自粛要請】<JARLコンテスト委員会からお願いと注意>「ALL JAコンテスト」参加時の新型コロナウイルス対策について

 

 

 

 

●関連リンク:<山岳四団体声明>山岳スポーツ愛好者の皆様へ(公益社団法人日本・山岳スポーツクライミング協会)

 

 

 

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