総務省は、周波数の再編を円滑かつ着実に実施するため、「周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)(案)」を作成し、2020年3月12日から4月10日まで、広く意見募集を行った結果について、提出された意見およびそれに対する総務省の考え方を公表するとともに、改めて「周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)」を策定したことを2020年5月13日に公表した。
総務省が平成16(2004)年度から毎年策定している「周波数再編アクションプラン」は、各年度の電波の利用状況調査の評価結果や電波利用環境の変化等を踏まえ、逐次見直しを行っているもので、放送局や業務局はもちろん、アマチュア局など、我が国における電波(周波数)割り当ての基本プランという位置づけのものだ。
今回、総務省は「周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)(案)」を作成し、2020年3月12日から4月10日まで、広く意見募集を行った結果について、提出された意見およびそれに対する総務省の考え方を公表するとともに、改めて「周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)」を策定したことを公表した。
公表された「『周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)(案)』に対して提出された御意見及びそれに対する総務省の考え方」には、60件の意見提出(個人15件、法人等45件)があり、それぞれの意見に対して文字通り総務省の考え方が記されている。
アマチュア無線家からと思われる個人からの意見に対する総務省の考え方など、興味深い内容も見られる。なお、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)や一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)からの意見提出は今回見られなかった。
●関連リンク:
・総務省 「周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)(案)」に対して提出された御意見及びそれに対する総務省の考え方(PDF形式)
・総務省 「周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)」(PDF形式)
・総務省 「周波数再編アクションプラン」について
●いったん広告です: