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<パソコンで外部コントロール>アイコム機対応、CI-Vレベルコンバーターユニット「ICT-18」を3,500円(送料込み)で一般頒布

アイコム株式会社製の無線機や受信機の多くは、モノラル(2本)線でバス的(並列)に接続して外部機器とシリアル通信を行う「CI-Vインターフェース」用の端子(3.5mmジャック)を装備している。以前は同社からパソコンと無線機などを接続して、最大4台までコントロールできるCI-Vレベルコンバーターユニット「CT17」が発売されていたが、パソコン側の端子が今ではあまり見かけないRS-232C用だったこともあり、生産終了に。そこで「情報通信技術コンサルタントICT-Kuwa」のオーナーである桒原氏(JA4BUA)が、パソコン側を今主流のUSB端子に変更し、改めて回路図を起こした、その名も「ICT-18」を製作。3,500円(送料込み)で一般頒布を行ったところ、申し込み数が約2週間で100セットを超えるほどの人気になっている。

 

 

USB端子に対応するため新たに開発・製作したCI-Vレベルコンバーターユニット「ICT-18」

 

 

「1か月ほど前に友人に頼まれて開発し、余った基板を完成品にしてインターネットで頒布を始めたところ、想像以上の依頼がきて、約2週間で頒布数が100個を超えました」と語るのは、新たにCI-Vレベルコンバーターユニット「ICT-18」を製作し一般頒布を行う桒原氏。

 

 桒原氏によると、「CT-17は、回路設計に問題があり改造しないと使い物にならない」「最近のパソコンは、D-SUB9のRS-232C端子を持っていない…など、これらの問題点をすべて解消した、パソコンのUSB端子とアイコムの無線機(3.5mmΦのCI-V)を接続するインターフェイス基板を作成した」とのことだ。

 

 

CI-V(リモート)の便利機能(アイコム「IC-R6」取扱説明書から抜粋)

 

 

 頒布する「ICT-18」には、「CT17」同様に最大4台まで接続できる4個の3.5mmジャックを用意しているが、「4個で足りない場合は自分で追加してください」としている。

 

 

CI-Vで通信を行うと「ICT-18」の緑色LEDが点滅

「ICT-18」接続系統の一例

 

 

 なお、以前紹介(2014年3月12日記事)した、パソコンでエモテーター、八重洲無線、クリエート・デザイン社製のローテーターを制御する、マルチコントローラーキット「RTC-59」の頒布依頼もいまだに多く、現在580セットに達していると話してくれた。

 

頒布キットをケースに入れたイメージ(同Webサイトから)

かつてアイコムが発売していたCI-Vレベルコンバーターユニット「CT17」

 

 

 

 詳しくは下記の関連リンクから、確認してほしい。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<PCでローテーターを制御!!>エモテーター、八重洲無線、クリエート・デザイン社製に対応、マルチコントローラーキット「RTC-59」を頒布

 

 

 

●関連リンク:
・ICOM CT-17の改良品ICT-18を作成しました(情報通信技術コンサルタントICT-Kuwa)
・ICOM CT-17 CI-V インターフェースのトラブルと問題点(情報通信技術コンサルタントICT-Kuwa)

 

 

 

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