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<2021年2月に打ち上げ予定>大阪府立大学と室蘭工業大学の学生が開発・製作、超小型人工衛星「ひろがり(JL3ZKS)」をJAXAへ引き渡し

4年前の2016年から大阪府立大学(大阪府)49名と室蘭工業大学(北海道)9名の学生が開発を進めてきた超小型人工衛星「ひろがり」がこのほど完成し、2020年10月16日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)へ引き渡されたとNHKが伝えた。人工衛星は2021年2月に打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙へ放出される予定だ。「ひろがり Project」のWebサイトによると、宇宙空間ではアマチュア無線の周波数を利用して衛星と効率的な通信を行う「高速通信技術実証」を実施。また、アマチュア無線での交流を広げるために「メッセージボックスサービス」を提供するとしている。なお、衛星局側のコールサインは「JL3ZKS」。
※NHKニュースは記事下の関連リンクから確認できますが、リンクの公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。

 

 

超小型人工衛星「ひろがり」(ひろがり Project)

 

 

 NHKニュース「関西 NEWS WEB」は、大阪府立大学と室蘭工業大学の学生が開発・製作を進めていた縦が20cm、横と奥行きが10cm、重さが2.4kgの超小型人工衛星「ひろがり」がこのほど完成し、10月16日に学生グループからJAXA側へ引き渡されたことを報じた。

 

 衛星には「ミウラ折り」という折り方でパネルが収納され、宇宙空間でスムーズにパネルが広がるかの実験を行う。

 

 一方、学生グループの「ひろがり Project」のWebサイトによると、アマチュア無線を利用した「高速通信技術実証」と「メッセージボックスサービス」を計画している(以下、一部抜粋)。

 

 

「ひろがり Project」のWebサイトから一部抜粋

衛星局に割り当てられたコールサイン、大阪府立大学小型宇宙機システム研究センター「JL3ZKS」の無線局免許状情報(無線局免許状等情報)

 

 

 また、兵庫県神戸市の通信機器メーカー、株式会社西無線研究所が製造した無線ユニットが衛星に搭載されるようだ。同社のTwitterで「大阪府立大学で作られた人工衛星がJAXAへ引き渡されました。それには当社の無線機も搭載されているようです」と書き込みがあった。

 

「西無線研究所/@nishimusen」のTwitterから

 

 

 

 

 詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。

 

 

 

●関連リンク:
・学生が開発した人工衛星 宇宙へ(NHK 関西のニュース)
・人工衛星”ひろがり”(ひろがり Project/大阪府立大学 小型宇宙機システム研究センター SSSRC)
・JL3ZKS(無線局免許状等情報)
・株式会社西無線研究所

 

 

 

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