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【PR】<ハンダごて、レンチセットから工具入れまで>初心者向け!? アマチュア無線家が揃えておきたい工具いろいろ

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大。緊急事態宣言やステイホームなどをきっかけに、久しぶりにアマチュア無線を再開したという声が多く聞かれる。実はアマチュア無線回帰!?の流れは日本だけに留まらない。2020年5月、英国BBCニュースは、「ロックダウンの中で同国のアマチュア無線資格の受験希望者が以前の3倍になるなど、新しくアマチュア無線を始める人が著しく増加した」と報じている。これからアマチュア無線を再開したり、入門してみたいと思う方もいるだろう。そこで初心者に向けて、揃えておきたい基本的な工具を紹介しよう。
【提供:Eleven Tenths】

 

 

 

 

 いまさらだが、大まかにアマチュア無線の運用スタイルを挙げてみた。

 

 

(1)固定局を作る
 一般的な運用方法。自宅にアンテナを建て、部屋の一角に無線機を並べたシャックを作って運用するスタイル。最近はFT8などのデジタルモードや、D-STARやWIRES-XなどのVoIPも盛んなので、小規模な設備でも運用が満喫できる。

 

(2)モービル運用をする
 アマチュア無線で交信しながらドライブやツーリングを楽しむモービル運用は、携帯電話が普及する以前、もっとも主流だった楽しみ方だった。毎朝の通勤時にローカル局と交信したり、旅行などで長距離ドライブをする際にモービル機があると心強い。自動車にとどまらず、自転車やオートバイ、船などから運用する猛者もいる。

 

(3)移動運用をする
 V/U/SHF帯で、電波をより遠距離まで飛ばし、多くの局と交信するには、周囲に障害物のない場所(展望台、山頂、河川敷など)へ移動するのが有効だ。自動車に機材を載せて現地まで移動できれば手軽に呼ばれる醍醐味が味わえる。毎週末のように開催される「コンテスト」に移動運用で参加する無線家も多い。

 

(4)電子工作を楽しむ
 小さなうちからロボットなどのIT技術に触れて“自分で学ぶ力”を養う「STEM教育」に注目が集まっている。子どもだけでなく、大人にも電子工作が人気だ。アマチュア無線では、無線機やアンテナを購入して運用することもできるが、自分で作って試して…も楽しみの1つだ。便利な付加装置やQRPトランシーバーなどの電子キットも発売・頒布されている。

 

 

 

 

 アマチュア無線の運用や電子工作で欠かせないのが工具類だ。同軸ケーブルにコネクターを取り付けたり、付加装置との接続用ケーブルを作ったり、マイクの断線を直す、固定局の設置や移動運用でアンテナを組み立てる、マストパイプやワイヤーステーを固定するなど、さまざまなシーンで工具が必要になる。

 

 では、どのような工具類があれば良いだろうか。例を挙げたら切りがないが、思いつくままにリストアップしてみた(テスターなどの測定器類は除く)。

 

 

1.ラジオペンチ
2.ニッパー
3.精密ドライバーを含むドライバーセット
3.レンチ/スパナセット
4.カッター/ナイフ
5.はさみ
6.ハンダごてとハンダ/ハンダごて台
7.はんだ吸取器
8.巻き尺(メジャー)
9.ハンマー
10.ワイヤーストリッパー
11.圧着工具と圧着端子
12.ピンセット
13.卓上万力
14.ライト付き拡大鏡/ライト付きヘッドルーペ
15.小型ドリル/ドリルの刃
16.六角レンチ各種
17.小型のペンチ/プライヤー
18.インシュロックタイ
19.ビニルテープ/自己融着テープ
20.パーツトレイ
21.手袋

 

 

 このように、アマチュア無線に欠かせない工具類は多岐にわたるが、これらをまとめておく「工具入れ」も忘れてはならない。何か作業を行うにも、工具入れごと持って行けば事足りるようになるからである。もちろん大切な工具の紛失を防ぐこともできる。

 

 

 工具箱、ツールバッグと呼ばれる工具入れ。以下の点に注意して選べばいいだろう。

 

●大きくて重い工具を入れられる丈夫なタイプ
●口が大きく広げられて、どこにどの工具があるか一目でわかるタイプ
●小さい工具やヒューズやコネクターなどの材料が入れられる仕切りの多いタイプ

 

 本記事で取り上げた工具類は、ほんのわずか。まだまだ役立つ工具類はあるはずだ。取り上げなかったものでお勧めしたい工具があるという無線家もいるだろう。それほど工具の種類は多く、便利で使いやすいものは多い。

 

 余談だが、令和元(2019)年2月に施行された「墜落制止用器具の規格」では、これまでの「安全帯」という名称が「墜落制止用器具」に変わった。高さ6.75m以上で(建設業では高さ5m以上)フルハーネス型の着用を例外なく義務付けられ、2022(令和4)年1月から現行構造規格(胴ベルト型など)の安全帯(U字つり)の着用・販売が全面禁止となる。これにより、これまで胴ベルト型などの安全帯に、腰袋を付けた状態で作業していた方は、フルハーネス型の購入と、それに適した腰袋の用意が必要となるため、注意が必要だ。なお、腰袋を選ぶ際は、工具が3種類程度入れられるものを選ぶといいだろう。また作業時の安全確保のため、ヘルメットや安全靴も忘れずに用意しておこう。

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・ツールバッグ通販(RSコンポーネンツ)
・Coronavirus: How amateur radio is connecting people during lockdown/ロックダウン中のアマチュア無線(BBCニュース)

 

 

 

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