一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)沖縄県支部は、2021(令和3)年、沖縄でアマチュア無線局第1号が誕生して60周年を迎えたことを記念して、沖縄アマチュア無線60周年記念ロゴマークを制定し公開した。同支部では、「沖縄アマチュア無線60周年記念事業の趣旨に賛同いただける各局がお使いいただけます」と案内を行ってる。あわせて、アクティビティ向上を目的とした自局コールサインへ「/運用地レターコード+60」を付した沖縄県内からの記念運用の推進や、1年間限定で「沖縄アマチュア無線60年祭記念アワード」の発行を行う。
1961(昭和36)年6月22日、本土復帰前の沖縄でアマチュア無線局工事落成検査合格第1号となった石橋 勇氏が、初の日本人局として「KR8AB」のコールサインで開局を果たしてから、今年で60周年を迎える。
JARL沖縄県支部では、それを記念して毎年6月22日を「沖縄アマチュア無線の日」と定めているが、さらに今年(2021年)は60周年となることから、沖縄アマチュア無線60周年記念実行委員会を発足して「沖縄アマチュア無線60年祭」を1年間にわたり開催。
沖縄県内から「自局コールサイン/運用地レターコード(アルファベット3文字)+60」での記念運用(例えば、琉球アマチュア無線クラブ局「JR6YAA」が宮古島市下地島で移動運用した場合は「JR6YAA/SHI60」)の推進や、1年間限定で「沖縄アマチュア無線60年祭記念アワード」の発行を行っている。同委員会では「本規約にご賛同いただき、多数のアマチュア局のご参加をお待ちしております」と呼び掛けている。
そしてこの度、さらなる沖縄のアマチュア無線の発展を願って、沖縄アマチュア無線60周年記念のロゴマークを制定し公開した。米軍統治下の沖縄でアマチュア無線局の開設に奔走した先駆者への敬意を表し“しなやかなリボン調”に、全体をレインボーカラーで配色したロゴマーク。沖縄アマチュア無線60周年記念事業の趣旨に賛同いただけるアマチュア無線局に利用してほしいという。
ロゴマークは記事下の関連リンクから画像データ(PNG形式)でダウンロードが可能だ。自局のQSLカード、ホームページなどに利用できる。なお、ロゴマークに関する一切の権利は「沖縄アマチュア無線60周年記念実行委員会」に帰属するとしている。
コールサインの末尾に「運用地レターコード+60」の記念運用の交信方法や、「沖縄アマチュア無線60年祭記念アワード」のルールなど、詳しくは、JARL沖縄県支部のホームページで確認してほしい。
●関連リンク:
・JARL沖縄県支部 沖縄アマチュア無線60周年記念ロゴマーク制定について(PDF形式)
・JARL沖縄県支部 沖縄アマチュア無線60周年記念ロゴマーク画像(PNG形式)
・JARL沖縄県支部 沖縄アマチュア無線60年祭 記念運用・記念アワードについて(ご案内)
・沖縄アマチュア無線60年祭【記念運用規約-アワード規約】(PDF形式)
・6月22日は沖縄アマチュア無線の日です(沖縄アマチュア無線史)
・沖縄アマチュア無線史
・JARL沖縄県支部
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