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総務省の「無線設備試買テスト」で判明! 微弱電波の基準内として売られていた50機種中、35機種が不合格--2月7日(日)~2月13日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10

先週のアクセスランキング1位は、トランシーバー、FMトランスミッター、ワイヤレスカメラなど、発射する電波が電波法に定める著しく微弱の基準内にあるとして市場で販売されている無線設備を総務省総合通信基盤局が購入し、電波の強さの測定を行う「無線設備試買テスト」における中間結果報告(第1次)を公表したニュース。今回の第1次のデータでは、50機種を1機種につき2台ずつ測定した結果、「著しく微弱」の許容値を超えることが明らかな無線設備が35機種(70%)にのぼったことが判明。「今回測定等を行った機種のうち、製造業者名や型式名等の記載が無い機種については、全機種が電波法に定める『著しく微弱な無線局』の基準を満たしていませんでした」と説明している。

 

 

今回の買試テストで、電波法で定める無線局の免許が不要となる「発射する電波が著しく微弱な無線局」の許容値を越えていることが判明した無線設備の数々。これらは一般に市販されている

 

 

 続く2位は「【訃報】JARL副会長 JA9BOH 前川公男氏 71歳」。JARL副会長・北陸地方本部長のJA9BOH 前川公男(まえがわ きみお)氏が2021年2月11日(木・祝)夕方に不慮の事故により71歳で急逝されたニュース。前川氏は、第40次南極地域観測隊員として1999~2000年に昭和基地の「8J1RL」から精力的に運用・さらに、EMEや衛星通信でも長年にわたり活躍された。2003年から福井工業高等専門学校 電子情報工学科 教授となり、2012年から名誉教授として青少年の育成に尽力。2013年には長期にわたる電波ビーコン発信による流星電波観測への貢献で日本天文学会の「天文功労賞」を受賞している。事故当日の14時過ぎ、430MHz帯のFT8モードで1エリアと交信するJA9BOH局の信号を受信したという情報もあるので、その後、不幸に見舞われたと思われる。合掌。

 

 

JA9BOH 前川公男氏(2020年撮影)

 

 

 3位は「<特別寄稿>米国ハムの『社会貢献活動』事情と『バンド内の不法局』」」。米国ハムの無線ボランティア活動の実状はどうなのか、また144/220/430MHz帯アマチュア無線バンド内に業務使用の不法局などは出没していないのだろうか。hamlife.jpは米国ニューヨーク州在住のハム、前田正明さん(W2/JR1AQN)から「米国ハムの社会貢献活動」と題したリポートを寄稿いただき関心を集めた。総務省は2021年3月に電波法令を一部改正し、アマチュア無線を社会貢献活動に利用できるようにすることを決定した(2020年2月3日記事)。この改正案の説明資料の中に「米国ではアマチュア無線による災害支援・ボランティア運用・マラソン大会等の地域イベントへの参加は日常的に行われており…」という記載がある。米国には日本とはかなり違う状況と背景があるようだ。

 

 

総務省のパブコメ資料にも登場した、ARRLの公式サイト内「Use Your License to Serve the community」コーナー

 

 

 4位は、公立大学法人長岡造形大学視覚デザイン学科4年生の太田朝陽さんが、研究テーマ「無線を人々に分かりやすく伝えるためのデザインの研究」の集大成として、卒業展示で冊子作成とともに上映した1分54秒の映像作品「無線のトリセツ」。取扱説明書の表現(シンプルな線画で各動作を視覚化)で紹介した作品が話題になっている記事。「若者にとってあまり馴染みのない無線を誰にでも分かりやすい取扱説明書の表現によって、楽しく伝えていく映像・冊子を制作しました。本編では無線機を使ったホビーがあること・交信は簡単でありながら奥が深いことを伝えています。ビジュアルはシンプルな線画で表現し、各動作を視覚化することで、無線を知らない人にも面白いと感じてもらえるように工夫しました」と太田さんは話している。

 

●無線のトリセツ【2020年度 長岡造形大学 卒業制作】
※画像をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

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1)<50機種(2台ずつ)を測定、35機種が基準超え>総務省、電波の強さを測定する「令和2年度無線設備試買テスト(第1次)結果」を公表

 

2)【訃報】JARL副会長 JA9BOH 前川公男氏 71歳

 

3)<特別寄稿>米国ハムの「社会貢献活動」事情と「バンド内の不法局」

 

4)<無線を誰にでもわかりやすい取扱説明書の表現で>長岡造形大学の卒業展示、「無線のトリセツ」の冊子と動画が話題に

 

5)<特集は「春のHF/50MHzシーズン運用ガイド」、別冊付録は「2021年版 ハムの注目キーワード」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年3月号を刊行

 

6)<徹底解説「FTDX10で楽しむ FT8&リモート運用」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.38」を刊行

 

7)<復旧のめどは不明、代替生産を準備中>旭化成、「半導体製造工場の火災事故および製品供給の状況について」を報告

 

8)<再三にわたる行政指導に従わず、10月の取り締まりで2件目の送致>千葉県警市川警察署、不法にアマチュア無線機を使用していた社交飲食店の男4人と法人を送致

 

9)<18MHz帯にオンエアーした4級ハム>関東総通、46日間の無線局の運用停止処分と無線従事者の従事停止処分を発表

 

10)<1年半ぶりの発行>コメット、最新版の「製品総合カタログ Vol.28」をPDFで公開

 

 

 

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