WSJT開発グループは2021年3月26日(UTC)、FT8をはじめとするデジタルモードの通信用ソフトウェア「WSJT-X」のバージョン2.3.1正式版の一般公開を行った。さらに新モード「Q65」を搭載しているリリース候補(ベータ版)では「WSJT-X 2.4.0-rc4」の公開が始まった。
「WSJT-X 2.3.1」における前バージョン(WSJT-X 2.3.0=2月1日公開)からの変更・修正点、およびEMEやスキャッター通信に効果的な新モード「Q65」を搭載しているリリース候補(ベータ版)の最新版「WSJT-X 2.4.0-rc4」における変更・修正点はリリースノートに下記のように掲載されている。リリースノートの和訳と最新の日本語ユーザーガイド(PDF)は下記関連リンクにあるJA7UDE 大庭OMのブログに掲載されている情報が心強い。
<WSJT-X 2.3.1における主な変更・修正点(リリースノートより)>
<WSJT-X 2.4.0-rc4における主な変更・修正点(リリースノートより)>
なお、もうひとつの著名なデジタル通信用ソフトウェア「JTDX」の最新版は、2020年12月30日に「JTDX 2.2.0 rc155」が公開されている。
こちらの記事も参考に。
★2021年1月9日掲載↓
<優れた弱信号性能>WSJT-Xのバージョン2.4.0には新デジタルプロトコル「Q65」が搭載される
★2021年2月4日掲載↓
<新モード「FST4」「FST4W」を実装>WSJT-Xの新バージョン2.3.0正式版がリリース
●関連リンク:
・WSJT-X Home Page
・WSJT-X リリースノート
・WSJT-X ユーザーガイド日本語訳、リリースノート和訳(JA7UDE 大庭OMのブログ)
・JTDX
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