毎年、ドイツ南部のメッセ フリードリヒスハーフェンで開催されているヨーロッパ最大のアマチュア無線イベント「Ham Radio」。現地時間の2021年6月25日(金)~27日(日)の3日間にわたり開催される予定だったが、世界中で未だ収束していない新型コロナウイルス感染症の影響で、主催者は「各国から無線家が集まるHam Radioイベントにおいて、現在の旅行業界の不確実性をはじめとする状況下で開催することは現実的ではありません」として、昨年に続き今年の「Ham Radio2021」の開催中止を決定。3月26日に発表した。2年連続の中止となるが、すでに同イベントの公式Webサイトに掲載されている次回日程は「2022年6月24日~26日」を予定しているとアナウンスしている。
ヨーロッパ最大のアマチュア無線イベント「Ham Radio」は、東欧諸国からの参加はもちろん、世界中からアマチュア無線家が一堂に集まるイベントとして、米国の「ハムベンション」(こちらも昨年に続き今年の開催は中止決定:2021年1月12日記事)、日本の「アマチュア無線フェスティバル(通称“ハムフェア”)」と並び有名な存在だ。
今回のイベント開催中止の決定は、現地時間の3月26日にHam Radioの公式Webサイト上に「No get-together in 2021: Ham Radio exhibition once again suspended(2021年のHam Radioは開催されません。アマチュア無線の展示会は再び中断されました)」というタイトルで発表された。
すでに次回「Ham Radio2022」の開催日が、現地時間の2022年6月24日~26日に変更されている。
詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・No get-together in 2021: Ham Radio exhibition once again suspended(HAM Radio Friedrichshafen)
・HAM Radio Friedrichshafen
・ドイツアマチュア無線クラブ/ドイツアマチュア無線連盟(Deutscher Amateur Radio Club/DARC)
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