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<2023年1月に出発>日本人OPも参加! DXCCウォンテッドランキング2位のブーベ島「3Y0J」DXペディション計画が始動

世界中からDXペディションが期待されている南大西洋の“世界で最も人里離れた孤島”と言われる「ブーベ島」(ノルウェー領)。北朝鮮(P5)に続いて、全世界DXCCウォンテッドランキング2位として、世界中のDXerからの要求度が高いエンティティの1つだ。今回、2021年4月3日にIntrepid-DX Groupが開設した「3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition」の公式Webサイトで、「2023年1月、14人のIntrepid DXerチームが、南アフリカのケープタウンを出発し、ブーベ島への42日間の航海に乗り出します。ブーベ島への10日間の航海のあと天候が許せば20日間、現地に滞在する予定です」との発表があった。コールサインは「3Y0J」が割り当てられたという。また14人のチームメンバーには、日本人の田中 純一氏(JH4RHF/OE1ZKC)が参加している。実現すれば、1990年にあった「3Y5X」DXペディション以来、実に33年ぶりのサービスとなる。

 

 

「3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition」の公式Webサイト

 

 

 近年、ブーベ島DXペディションは膨大な資金が必要なことから計画されては消えるという状態が続くなかで、「3Y0I」DXペディションチームがブーベ島まで接近したものの悪天候に阻まれ、上陸を断念したケースもあった(2019年3月19日記事)。さらに、世界的に大流行している新型コロナウイルス感染症の影響もあって、なかなか具体的な計画は聞こえこてこなかった。

 

 そして今回、2016年に南大西洋にある英領のサウスサンドイッチ諸島「VP8STI」とサウスジョージア島「VP8SGI」のDXペディションを成功させた非営利団体のIntrepid-DX Groupが、次のDXペディションの地として、ブーベ島の計画を発表した。

 

「3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition」の公式Webサイトには14人のチームメンバーが紹介されており、その中には「VP8STI」「VP8SGI」のDXペディション(2015年7月21日記事)にも参加した日本人の田中 純一氏(JH4RHF/OE1ZKC)のほか、サポートチームには同DXペディションでパイロット局を務めた久木田春美氏(JR4OZR)も紹介されている。

 

 

14人のチームメンバーのほか、サポートチームのメンバーも紹介(3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition公式Webサイトから)

 

 

 また、メニューには「日本語のページ」が用意され、計画の進捗や764,000ドル(約84,000,000円)必要だと言われると費用の一部を募るドネーション(寄付)の案内などを行っている。

 

 

「日本語のページ」でドネーション(寄付)の案内などを行っている(3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition公式Webサイトから)

 

 

 詳しくは、記事下の関連リンクから確認してほしい。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

3Y0Iブーベ島DXペディションチームが準備を再開

 

【追記:船の損傷で出発地へ戻ることを決断】<チャーター船から「E51DOM/MM」で運用>ブーベ島「3Y0I」DXペディションチーム、日本時間3月19日(火)15時に島に向け出発したことを正式発表!

 

【追記:130名近く意思表明なし!連絡求む】<意思表明期限は2019年3月15日まで>昨年中止された「ブーベ島DXペディション(3Y0Z)」、“ドネーション一部返金”の対応方法を告知

 

 

 

●関連リンク:
・3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition
・3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition「日本語のページ」
・The Intrepid-DX Group(Facebook)
・ブーベ島(ウィキペディア)

 

 

 

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