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<「PRESET」の追加、ウォーターフォール動作表示の変更など6項目>八重洲無線、FTDX10シリーズの新ファームウェアを公開

八重洲無線株式会社は2021年4月8日、HF/50MHz帯トランシーバーの新製品「FTDX10シリーズ」の新ファームウェアをリリースした。主な変更点は「FT8の運用に最適な設定を行った“PRESET”をMODE画面に追加」「ウォーターフォール表示の状態で送信した場合送信終了後(受信状態)の画面に送信開始直前の受信状態表示を付加」など合計6項目とされている。

 

 

 

「FTDX10シリーズ」の新ファームウェア公開は2021年1月22日以来、これで2度目となる。今回の修正点は次のとおり。

 

★ファームウエアバージョン(2021/4)
・MAIN : V01-05
・DISPLAY : V01-03
・DSP (IF DSP) : V01-01
・SDR : V01-00
・AF(AFCPU): V01-00

 

★ファームウェアアップデート対象モデル
・FTDX10
・FTDX10M
・FTDX10S

 

★主な変更点

 

1. 「FT8」の運用に最適な設定を行った「PRESET」をMODE画面に追加しました。
 MODE画面(MODEキーの長押しで表示する運用モード選択画面)に新たに追加された「PRESET」のワンタッチ操作で「FT8」通信モードに最適な設定値が有効となりますので、スムーズで快適に「FT8」を楽しむことができます。「PRESET」の長押しで、セットされた各項目を呼び出して変更することもできます。
※操作については、下記『追加機能について』をお読みください。

 

2. ウォーターフォール表示の状態で送信した場合、画面は送信のスコープ表示に切り替わります。
 送信終了後(受信状態)の画面に送信開始直前の受信状態表示を付加し、続けて最新の受信状態のウォーターフォールを表示するようにしました。(最大はスコープ表示時間)

 

3. フロントパネルの「BAND」キーを押すことで、運用中のバンドスタックメモリーが呼び出される動作を、「BAND」キーを押した後にバンドを選んだ時点で、選択バンドのバンドスタックメモリーを呼び出すように変更しました。

 

4. CW運用における波形の立ち上がり/立ち下がり特性(CW SETTING/ MODE CW/ CW WAVE SHAPE)の設定値と初期値を最適化しました。(設定値:4/6/8msec、初期値:6msecに変更)

 

5. MPVD(多機能ダイヤル)の1回転あたりのステップ(OPERATION SETTING/ TUNING/ MPVD STEPS PER REV.)の設定値を変更しても選択したステップが反映しない不具合を修正しました。

 

6. その他、機能改善および最適化を行いました。

 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・FTDX10シリーズ ファームウエアアップデート(八重洲無線)
・FT8運用における「PRESET」機能追加について PDF(八重洲無線)
・FTDX10シリーズ アップデートマニュアル PDF(八重洲無線)

 

 

 

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