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<スプリアス除去に新開発のハイブリッドフィルターを採用>アツデン、HF+50MHz帯の1kWリニアアンプ「AZR-1000」を5月下旬から出荷開始

アツデン株式会社は2021年5月7日、開発中のHF+50MHz帯1kWリニアアンプ「AZR-1000」を5月下旬から順次出荷すると発表した。同製品は1kW出力ながらスイッチング電源の採用でサイズ350W×150H×380Dmm、重量15kgと小型軽量。ローパスフィルターとハイパスフィルターを組み合わせた新開発の「ハイブリッドフィルター」の採用で、新スプリアス規格を充分なマージンをもって対応しているという。標準価格は495,000円(税込)。

 

 

アツデンのHF+50MHz 1kWリニアアンプ「AZR-1000」

 

 

 アツデンはハムフェア2019の会場で、HF+50MHz帯の1kWリニアアンプ「AZR-1000」の開発発表を行っていたが、このほど同製品の開発が完了し、出荷が始まることになった。同社プレスリリースとWebサイトから抜粋で紹介する。

 


 

HF+50MHz 1kWリニアアンプ「AZR-1000」

 

 アツデン株式会社は、HF+50MHz 1kWリニアアンプ「AZR-1000」を発表、5月下旬から順次出荷開始いたします。
 AZR-1000は1kW出力ながら、スイッチング電源の採用により全質量約15kg、外形寸法350W×150H×380Dmmと軽量で小型設計のHF帯リニアアンプです。またスプリアス除去のため、ローパスフィルターとハイパスフィルターを組み合わせたハイブリッドフィルターを開発。これにより新スプリアス規格を充分なマージンをもって対応しています。価格は標準価格495,000円(税込)となります。

 

<AZR-1000の特徴>

 

●小型・軽量設計
 1kW出力ながら重量約15kg、外形寸法350W×150H×380Dmmと軽量・小型設計。

 

 

●最新のデバイスであるLDMOSを採用
 LDMOS 1個を採用し、プッシュプル接続で余裕のある1kW出力を実現しました。

 

 

●2台のエキサイターと接続可能
 アンテナ出力が5回路あり、バンドごとにアンテナをプリセットが可能です。

 

 

●トランシーバーとデータ接続することにより、バンド切替、アンテナ切替が自動
 トランシーバーとデータ接続することにより、バンド切替、アンテナ切替が自動で行われます。アンテナ出力の他にAUXアンテナ端子を備え、選択されるとプリセットに関係なくAUXに接続されます。 マルチバンドバーチカルアンテナやダミーロード等を接続できます。

 

 

●新スプリアス規格対応
 ローパスフィルターとハイパスフィルターを組み合わせたハイブリッドフィルターを開発。新スプリアス規格を充分なマージンをもって対応しています。

 

●ユニバーサルスイッチング電源を採用
 本機はAC200~240V 50/60Hz単相の商用電源を使用することで性能を発揮できるよう設計されています。内蔵電源はユニバーサルスイッチング電源を採用しているので、AC100~120Vでの動作も可能です。100Vの場合、CW/SSBでのPEP出力は700W程度、DATA通信の場合のような連続キャリアでは500W程度となります。

 

 

<仕様>

 


 

 なお同製品はオートアンテナチューナー(ATU)は内蔵していないので注意が必要だ。詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・AZR-1000特設ページ(アツデン)
・AZR-1000 PDF版カタログダウンロード(アツデン)
・AZR-1000 取扱説明書ダウンロード(アツデン)
・アツデン

 

 

 

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