既報のとおり(2021年5月31日記事)、2021年5月30日付のインターネットニュース「産経ニュース」が一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の2020(令和2年)度末の会員数が27年ぶりに増加に転じたことを伝えたが、同日放送されたフジテレビ系のニュース番組「News イット!」もこの話題を取り上げ、髙尾義則JARL会長(JG1KTC)にインタビューしたほか、同番組のレギュラー出演者であるジャーナリストの柳澤秀夫氏(JA7JJN)が、自身のハンディ機を取り出してアマチュア無線の魅力をたっぷりと解説。番組MCの加藤綾子や佐々木恭子アナウンサーとのやりとりが放送後に話題となっている。
5月31日に放送された「News イット!」の「暮らし編集部」コーナーでは、27年ぶりにJARLの会員数が増加したという話題からアマチュア無線を取り上げた。
初めにJARLで髙尾義則会長にインタビューした様子が流れ、髙尾会長はコロナ禍でアマチュア無線が見直されていることや、アマチュア無線の魅力(アナログ感が新鮮、電波利用料は年額300円、ハンディ機1台でも楽しめるなど)を説明。災害時の通信手段としても重要性が見直されているというナレーションも流れた。
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続いて「柳澤さんに“アマチュア無線を今すぐ始めたくなる魅力”をやさしく解説してもらいます」という紹介とともにスタジオに柳澤秀夫氏が登場。
愛用しているハンディ機を取り出して加藤綾子と佐々木恭子に見せ、「これは小さい無線機で、到達距離は限られていますが…」と説明を開始。途中で「この時間帯はアマチュア無線の特集でいいですよね?」と念を押し、二人からツッコミを受ける場面もあった。
柳澤氏はアマチュア無線の魅力について「世界中の人と交信できる。通信の可能性が広がる。言葉だけでなくモールス通信や画像通信も可能で、月面反射通信もできる」と説明した上で、「自分で機材を作れるのが楽しい。自作機で相手とつながった瞬間は“無機質なものに命を吹き込んだ”気持ちになる。秋葉原に部品を買いに行って、1つずつ組み合わせて作っていく。こんな楽しい趣味は他にないじゃないですか!」と熱弁を振るった。
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・ライブニュースイット(フジテレビ)
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