hamlife.jp(ハムライフ・ドット・ジェーピー)
Radio JARL.com

注目キーワード:

hamlife.jp > ニュース > 海外ニュース > <受信の可能性が高いのは沖縄~西日本か?>モスクワ航空大学のSSTV活動、6月9日と10日、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像送信

<受信の可能性が高いのは沖縄~西日本か?>モスクワ航空大学のSSTV活動、6月9日と10日、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像送信

モスクワ地域を対象に期間限定でISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信する実験が、日本時間の2021年6月9日(水)18時35分から22時50分までと、6月10日(木)17時55分から11日(金)0時50分までの2回行われる(日時など変更される場合もある)。期間中に、ISSが日本の近くを通過するパスは数回あるが、受信にもっとも適しているのは沖縄で、九州や中国、四国では設備とロケーション次第で何とかキャッチできるかもしれないが、関東以北(以東)では高度が低く受信は難しいかもしれない。

 

 

ARRL NEWSから

 

 今回の実験は「Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)」、通称「MVI」のSSTV活動の一環として実施されるもので、ISSからのSSTV送信周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、コールサインは「RS0ISS」が使用されると思われる。

 

 日本各地の衛星通過時刻の予報は記事下の関連リンクから「JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)」の公表データから、21地点のパスが確認できるので参考にするといいだろう。

 

 

<参考>運用期間中、西日本におけるISSの飛来時刻
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから)

 

◆沖縄県那覇市

★6月9日(水)
見え始め:19時20分31秒(方位角313度)
見え終わり:19時31分18秒(方位角148度)
ピーク時の仰角:53.8度

 

★6月10日(木)
見え始め:18時33分08秒(方位角321度)
見え終わり:18時43分59秒(方位角134度)
ピーク時の仰角:67.7度

 

 

◆福岡県福岡市

★6月9日(水)
見え始め:19時19分56秒(方位角296度)
見え終わり:19時29分40秒(方位角168度)
ピーク時の仰角:17.7度

 

★6月10日(木)
見え始め:18時32分15秒(方位角304度)
見え終わり:18時42分43秒(方位角154度)
ピーク時の仰角:32.4度

 

 

◆広島県広島市

★6月9日(水)
見え始め:19時20分18秒(方位角291度)
見え終わり:19時29分32秒(方位角174度)
ピーク時の仰角:13.3度

 

★6月10日(木)
見え始め:18時32分32秒(方位角300度)
見え終わり:18時42分42秒(方位角160度)
ピーク時の仰角:24.0度

 

 

◆大阪府大阪市

★6月9日(水)
見え始め:19時21分04秒(方位角285度)
見え終わり:19時29分26秒(方位角183度)
ピーク時の仰角:9.2度

 

★6月10日(木)
見え始め:18時33分07秒(方位角295度)
見え終わり:18時42分51秒(方位角168度)
ピーク時の仰角:17.2度

 

 

 また、Indonesian Space Explorerでは、今回、1枚(50%以上)のSSTV画像の受信に成功して、下記のリンク先から申請するとご覧の「InSpacEDiploma」アワードが贈られると案内している。

 

・MAI-75 – INSPACE – ARISS SSTV Diploma

 

コールサインを記載した「InSpacEDiploma」アワードが贈られる

 

 

 

 

「Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)」は、航空、宇宙、ロケットなどの技術教育・育成を行うるロシアの高等教育機関で、モスクワ工科大学の航空力学学部の一部として、旧ソビエト社会主義共和国連邦当時の1930年に創設された。

 

 今回、同機関が行うSSTV活動の一環として、主にモスクワ地域を対象に期間限定で、国際宇宙ステーション(ISS)からアマチュア無線バンドの145.80MHzを使ってSSTV画像を送信する実験が行われる。

 

 使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。

 

 なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

 

 

 受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 また、地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

 

 

 

●関連リンク:
・MAI-75 SSTV June 9 and 10(ARISS-SSTV images)
・RS0ISS Will Transmit Slow-Scan TV Images from the ISS on June 9 – 10(ARRL NEWS)
・Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)
・モスクワ航空研究所/国立研究大学(教育と開発に関するポータル)
・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・ISS SSTV 145.800 FM June 9-10(QRZ NOW)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 

●おすすめ記事:

レビュー評価高い Amazonベーシック アルカリ乾電池 単3形20個パック
充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)