2021年7月16日(金)、東京都西東京市のスカイタワー西東京を会場に、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が開設・運営する「<東京2020公認プログラム>東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催記念 アマチュア無線記念局『JA1TOKYO』」の開局セレモニーが開催され、各バンド・モードでオンエアーを開始した。開局第一声は髙尾義則JARL会長(JG1KTC)が21MHz帯のSSBで行い、夕方には泉田裕彦衆議院議員(7K1KJK)が公務の忙しいなか駆けつけ、7MHz帯で見事なオペレートで猛パイルをさばいていた。同所からの運用は8月8日(日)までを予定。この開局セレモニーの模様がhamlife.jpに届いたので紹介しよう。
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アマチュア無線記念局「JA1TOKYO」の無線局免許の交付日は、開局セレモニー当日の「2021年7月16日」。これから運用最終日まで日本国内はもちろん世界中のアマチュア無線局と交信を行っていくことになる。オリパラ記念局であることはもちろん、「JA1+サフィックス5文字」の珍しいコールサインと運用期間が短いことから、猛烈なパイルアップになることは必至だろう。
すでに、5月1日から9月5日までの限定で、JARL各地方本部ごと開設する移動局「8J※OLYMPIC」の10局と、ハイパワー出力で世界中に向けて発信する「8N※OLP」の15局、合計25局がJARL特別記念局(2021年5月1日記事)が運用を開始している(※には1~0のエリア番号が入る)ので、今回の「JA1TOKYO」開局により、東京2020公認プログラムとして開設された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催記念 アマチュア無線記念局のすべてが出そろった。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で緊急事態宣言下のなか、開局セレモニーは最小限の関係者が集まるなかで行われ、髙尾JARL会長は「東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を1週間後に控え、記念局を開局することができました。関係の皆様に御礼を申し上げます。本日から東京2020オリンピック・パラリンピック開催期間中、JA1TOKYOを運用しオリンピック・パラリンピックを盛り上げていただきたいと思います。 皆様どうぞよろしくお願い申し上げます」という趣旨の挨拶を行った。
セレモニー終了後、各バンドごとアマチュア無線メーカー各社から提供された最新の無線機にそれぞれ担当オペレーターが付き運用を開始。7MHz帯などを中心に早速猛烈なパイルアップ状態となった。
「JA1TOKYO」の無線機。各メーカーの機種がバンドごとに用意されている
(写真協力:FM西東京)
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・東京2020 応援プログラム JARL記念局インフォメーション(JARL Web)
・東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念した記念局(JARL Web)
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