前JARL副会長の原 恒夫氏(JA8ATG)がアマチュア無線活動などを記録し自費出版した「ラジオ少年の夢」を、同氏が希望者へ無料頒布を行っている。市販書籍に引けを取らない装丁で、ソフトカバー付きの四六判/256ページ(厚み約17mm)という力作だ。「現在、小学校、中学校、高等学校などで、アマチュア無線クラブを指導されている先生方に読んでいただき、参考にしていただだければ幸いです」と案内している。
【追記:Webサイトで公開開始】2021年11月9日(火)10時30分
「多数の方に本の希望いただきましたが数に限りがあり、お届け出来ませんでしたことをお詫びいたします」として、NPO法人ラジオ少年のWebサイトで、書籍と同じ内容を公開。インターネット上から誰でも読めるようになりました。リンク先は記事下の「関連リンク」からご確認ください。
【追記:頒布終了】2021年8月12日(木)9時30分
予想以上に購読の希望があり予定数に達したため、頒布は終了しました。
現在、原 恒夫氏(JA8ATG)はNPO法人ラジオ少年の会長として、教育関係への教材頒布事業を行う傍ら、アマチュア無線技士の資格取得のための講習会など行っている。
昭和36(1961)年にアマチュア無線局「JA8ATG」を開局。少年時代から「ラジオ少年」だったという。
殆どのOMさんがそうだたように私も「ラジオ少年」でした。幸い父が理科の教員で、家庭でいろいろな実験の準備をしていました。
20年~30年ごろは、教材も満足に売っていないため、一升瓶やサイダ-の瓶を切って、化学の実験のためにビ-カ-を作ったり、壊れたモーターなどを分解して、コイルを取り出したりしていたのを傍でみていたのです。
あるとき、父の実験していたメッキの実験が放置されいましたので、見よう見まねで学生服のボタンを液につけ、古い電池をつないでみました。一晩たって起きてみると、実にきれいにニッケルメッキがかかっていました。
偶然、電圧の下がった電池ををつなつないだのが効をそうしたようです。電池式ラジオも転がっていて、いたずらをしてフイラメントを切ったりしたこともありましたが、父はしかったりしたことはなく、勝手にいたずらを続けたのです。
と原氏。
★「ラジオ少年」の概要
著者:原 恒夫
体裁:単行本(ソフトカバー):四六判/256ページ
目次:
日本海はコバルト色
ブーゲンビリアの咲く街
開陽丸が眠る町
電波が結ぶ友情
復活の日
無線で遊(スサ)ぶ
ラジオ少年の夢
書籍「ラジオ少年」を読みたいと希望する方は、「info アットマーク radioboy.org」(アットマーク=@)にその旨を記載して申し込んでほしいとのことだ。数に限りがあるのでお早目に。
※予定数に達したため、頒布は終了しました。
●関連リンク:
・Web版「ラジオ少年の夢」原 恒夫著(JA8ATG)
・NPO法人ラジオ少年
・JA8ATG 原恒夫氏(アイコム「週刊BEACON」)
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