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<南北アメリカのアマチュア無線家へ>ハイチ共和国、地震発生で「3.750MHz/7.150MHz/14.330MHzの非常通信用周波数をクリアに!」と呼び掛け

日本時間の2021年8月14日(土)21時29分ごろにカリブ海の島国、ハイチ共和国(Republic of Haiti)で発生したマグニチュード7.2の地震により多くの建物が倒壊。この地震で、ハイチ当局は1,200人以上の死者と6,000人近くの負傷者など大きな被害をもたらしていると発表。現地での緊急通信を確保するため、国際アマチュア無線連合 第二地域委員会(IARU R2)では、非常通信用周波数の3.750MHz/7.150MHz/14.330MHzをクリアするように呼び掛けていると、8月14日付のARRLニュースが伝えている。

 

 

ハイチラジオTV画像(ARRL NEWSから)

 

 

 ハイチ無線クラブ(Radio Club d’Haiti)会長であるのJean-RobertGaillard氏(HH2JR)は、大きな被害を被っていると現状を報告。国際アマチュア無線連合 第二地域委員会(IARU R2)の緊急コーディネーター(EMCOR)、Carlos Alberto Santamaria Gonzalez氏(CO2JC)は、「南北アメリカのアマチュア無線家は、3.750MHz/7.150MHz/14.330MHzの周波数をクリアするように」と声明を出した。(ARRLニュース8月14日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)

 

 現地では瓦礫の中から生存者救出のために、救助隊が懸命な捜索活動を行っているが、さらに被害が拡大する可能性もあるとしている。「ソーシャルメディアに投稿された動画には、住民らが壊滅状態の建物から犠牲者らを懸命に引き出そうとしている様子が映っている」とBBCニュースは伝えている。

 

 

●関連リンク:
・Following Earthquake in Haiti, Radio Amateurs Asked to Keep Frequencies Clear(ARRL NEWS)
・ハイチの地震で非常通信(混信を与えないように注意してください)(JARL Web)
・ハイチ地震、死者1200人超に 行方不明も多数(BBC NEWS)
・ハイチ(ウィキペディア)

 

 

 

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