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<番組動画をYouTubeで公開>CBC(中部日本放送)、70年前からベリカードを収集してきた88歳のBCL愛好家をニュース番組で紹介

2021年9月29日、愛知県名古屋市に本社を置くCBC(中部日本放送)テレビは、ニュース番組内で「70年前の民放第一声 名古屋・CBC開局当時のお宝受信証・ベリカードが88歳男性宅にあった!!」と題した企画特集を放送した。愛知県設楽町で電器店を営む松尾義吉さん(88歳)宅を訪問する内容で、松尾さんが自作ラジオで受信して手に入れたという、日本初の民間放送局として同局が1951(昭和26)年9月1日にラジオ放送を開始した当時のベリカード(受信確認証)などを紹介。松尾さんのインタビューを交えながら、ラジオ受信とベリカード収集の楽しさを伝える内容となっている。この特集はYouTubeのCBC公式チャンネルで視聴できる。

 

 

BCLを楽しみながらベリカードを集めてきた88歳の松尾義吉さん(YouTubeのCBC公式チャンネルより)

 

 ウィキペディアによると、CBC(中部日本放送)は1951(昭和26)年9月1日午前6時30分、日本の民間放送として初となるラジオ本放送を開始した(※)。その第一声は宇井 昇アナウンサーによる「JOAR、こちらは、中部日本放送です。只今から、1090キロサイクルでお送りいたします。皆さん、おはようございます。こちらは名古屋のCBC、中部日本放送でございます。昭和26年9月1日、わが国で初めての民間放送、中部日本放送は今日ただいま、放送を開始いたしました」のアナウンスだったという。
※試験電波の発射は大阪の新日本放送(現在のMBSラジオ)のほうが早かったが、本放送の開始は5時間半ほどCBCのほうが早かった。

 

 

 

日本初の民間放送として初のラジオの本放送を開始したCBC(中部日本放送)。当時発行されたベリカード(YouTubeのCBC公式チャンネルより)

 

 番組では、CBC開局時に発行されたお宝ベリカードの存在を聞きつけたレポーターが、松尾義吉さん(88歳)が経営する電器店を訪ねている。昭和20年代後半から昭和30年代前半は各地で民放ラジオ局の開局が続いたが、松尾さんはそれぞれの局に割り当てられたコールサインの順番などを説明。自作ラジオでBCLを楽しみながら、収集したベリカードは60枚を超えたという。

 

 ラジオ好きが高じて電器店を営む松尾さん。「88歳となった今も、ラジオとともに毎日があります」と紹介している。民放AMラジオ放送はFMラジオ放送(AM補完放送)への転換方針が示され、中波は停波が取り沙汰されている。そんな中にあって、ラジオ受信の魅力を紹介するニュース番組として放送直後から話題となっている。なお、放送された番組は約2分50秒の動画としてYouTubeで公開されている。

 

 

(YouTubeのCBC公式チャンネルより)

(YouTubeのCBC公式チャンネルより)

(YouTubeのCBC公式チャンネルより)

(YouTubeのCBC公式チャンネルより)

(YouTubeのCBC公式チャンネルより)

 

 

 

●70年前の民放第一声 名古屋・CBC開局当時のお宝受信証・ベリカードが88歳男性宅にあった(YouTube)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

●関連リンク:
・70年前の民放第一声 名古屋・CBC開局当時のお宝受信証・ベリカードが88歳男性宅にあった!!(CBC news)
・民放ラジオ番組史1・黎明期の番組(RadiChubu-ラジチューブ-)
・民放AMラジオ44局が2028年秋までにFM化へ、在京3局はAM停波も目指す(日経クロステック)
・中部日本放送(ウィキペディア)

 

 

 

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