先週のアクセスランキング1位は、「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社から、7MHz帯と1.9MHz帯の2バンドに対応したワイヤーダイポールアンテナ「W719」が発売されるというニュース。全長は約30m(片側約15m×2)で、7MHz帯は短縮なしの1/2λダイポール+トップバンドの1.9MHz帯は短縮ダイポールとして動作する。耐入力(PEP)は1.2kW(FT8などのデジタルモードは250W対応)、希望小売価格は26,180円(税込)で11月末の発売開始を予定。メーカーでは「夢の1.9MHz帯・トップバンドに加え、アマチュア無線の周波数では、絶大な人気を誇る7MHz帯とのデュアルバンド化を、わずか15m×15mの長さで実現いたしました。今まで固定運用では、実現できなかったアンテナです」とアナウンスしている。
2位は<受信報告期間は2022年3月31日 まで>佐賀・福岡県境の『はがね山標準電波送信所(JJY)』開局20周年記念ベリカード(受信確認証)発行」。電波時計の自動調整に利用されるなど、生活に欠かせない存在となっている日本標準時(JST)を伝える長波の「標準電波」(コールサインは「JJY」)の送信所の1つ、佐賀県佐賀市/福岡県糸島市の県境にある「はがね山標準電波送信所」(周波数60kHz/空中線電力50kW)が開局20周年(2001年10月1日開局)を迎えたのを記念して、2021年10月1日から2022年3月31日までの受信報告期間に限り、「20周年記念ベリカード」を発行することが同送信所を管理・運営する「国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)」が発表。関心を集めている。
続く3位から5位は、11月19日に刊行されるアマチュア無線関連の新刊情報がランクインした。3位は、アマチュア無線界で唯一の月刊誌、CQ出版社の「CQ ham radio」2021年12月号に関する情報で、特集は「アマチュア無線カムバックの勧め」、別冊付録として毎年恒例の「CQ ham radio オリジナルカレンダー2022」が付く。価格は990円(税込み)。
4位は、同じくCQ出版社から刊行される「別冊CQ ham radio QEX Japan」の最新号(No.41)で、今号は徹底解説の「NanoVNAをハムで使いつくそう」のほか、「八重洲無線 FT5D活用ガイド」「FM通信の基礎知識」「GT管を使った7MHz SSB受信機の製作」などの記事を掲載。価格は1,980円(税込み)。
5位は、電波社の「HAM world(ハムワールド)」2022年1月号で、特集は「無線運用のスタイルを劇的に変える! 革命的 PC & ネット活用術 」、注目記事は「144/430MHz帯FMモービル機、ヤエスFTM-6000登場」「第一電波工業のポータブルアンテナRHM12の実力」「BCLブームを起こしたラジオ・ソニースカイセンサー5800」など、今号も盛りだくさんな内容となっている。価格は1,000円(税込み)。
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1)<「夢のトップバンドが7MHzプラスサイズ(全長約30m)で登場」>第一電波工業、7MHz帯+1.9MHz帯の2バンドダイポールアンテナ「W719」を発表
2)<受信報告期間は2022年3月31日 まで>佐賀・福岡県境の「はがね山標準電波送信所(JJY)」開局20周年記念ベリカード(受信確認証)発行
3)<特集は「アマチュア無線カムバックの勧め」、別冊付録「オリジナルカレンダー2022」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年12月号を刊行
4)<徹底解説「NanoVNAをハムで使いつくそう」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.41」を刊行
5)<特集「革命的!PC & ネット活用術」、注目記事「ヤエスFTM-6000」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2022年1月号を11月19日(金)に刊行
6)<新連載「ジャンク堂」「台湾のアマチュア無線事情」スタート>「月刊FBニュース」、8本の連載とニュース2本をきょう公開
7)<注目をあびた「ブルーインパルス」を総力特集>三才ブックス、11月29日に「航空無線のすべて2022」を刊行
8)<バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、アマチュア無線局が対象の電波監視で違反行為が発覚した4アマ2人を12日間の行政処分
9)<初心者向け国内放送、日本語放送の解説書>秋葉原BCLクラブ、「みんなのBCLマニュアル2021(第2版)」をPDF形式で無料公開
10)<不法無線局の探査で車両を特定>北海道総合通信局、国内で許可されない「不法CB無線」を運用していた男を摘発
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