先週のアクセスランキング1位は、電波法関連省令・告示の改正で2021年3月10日にスタートした「アマチュア無線の体験制度」により、“無資格者の小中学生は、家族が開設するアマチュア局や在籍する学校のクラブ局、学校教職員のアマチュア局から、有資格者(保護者、教職員)の監督の下で交信体験が可能”といった新ルールを、総務省が電波利用ホームページ内に「アマチュア無線の体験制度」という専用コーナーを設けて説明を始めたという話題。同時に「小中学生のアマチュア無線の実体験の機会が拡大!」と題したPDF版リーフレットも公開されている。
続く2位も、2021年3月10日の電波法関連省令・告示の改正に関係する記事。有資格者がアマチュア無線を一定条件下で社会貢献活動(災害や地域イベントなどのボランティア活動等、ただし営利目的のものを除く)の通信にも活用できるようになったことから、アマチュア無線の社会貢献活動での活用に関するガイドラインをJARLが策定。このほどJARL Webに「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」ページを開設し、その中でガイドライン(PDF版)を公開した。また、総務省も電波利用ホームページ内のコンテンツ「アマチュア無線の社会貢献活動での活用に係る基本的な考え方」を更新し、「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」と題したリーフレット(PDF版)を公開している。
3位は「<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、12月3日(金)19時02分から『須坂市立日野小学校』の児童たち(8N0CAN)と交信」。アマチュア無線の資格を持ち国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」が、2021年12月3日(金)の19時02分JSTから長野県須坂市立日野小学校(8N0CAN)との間で行われた。児童15名とISSのラジャ・チャリ宇宙飛行士(KI5LIU)との交信は無事成功し、これが日本から通算104例目のARISSスクールコンタクトとなった。なお当日の交信の様子は「YouTubeにてお伝えします」と関係者がTwitterで紹介している。
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1)<無資格者の小中学生がアマチュア無線を体験するには>総務省、ルールなどを解説した「アマチュア無線の体験制度」ページとPDFリーフレットを公開
2)<総務省も関連リーフレットを公開>JARLが「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」ページを開設
3)<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、12月3日(金)19時02分から「須坂市立日野小学校」の児童たち(8N0CAN)と交信
4)<Windows PCから無線機の時刻修正が簡単に行える>アイコム、時計設定アプリ「ST-4003W」を無償公開
5)<Android端末を無線機の外部GPSに利用/時刻を補正>アイコム、外部GPS対応アプリ「ST-4002A」と時計設定アプリ「ST-4003A」を公開
6)「FTM320R」など最新機種を展示!!>八重洲無線、2021年12月に6県で行うイベントスケジュール
7)<ハンディ機収納ボックスの製作、軽自動車へのモービル機取り付け>「月刊FBニュース」2021年12月1日号きょう公開
8)<Bluetooth機能を搭載、“トリプルマイク運用”が可能>アルインコ、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)「DR-DPM61」を発表
9)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設>東北総合通信局、第四級アマチュア無線技士に対して19日間の行政処分
10)<屋外型遠距離通信用、上空ドローンからの映像信号も受信しやすく設計>コメット、2400MHz/5600MHz デュアルバンドコーリニアGP「GP-2456」を新発売
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