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<話題豊富だった1年間、読者の興味と関心は!?>hamlife.jpの「年間アクセスランキング2021」ベスト30を発表

【あけましておめでとうございます。今年もhamlife.jpを宜しくお願い申し上げます】
2013年8月にスタートしたhamlife.jpは、アマチュア無線関連を中心に毎年1,300~1,500件の記事を掲載している。2021年は1,306件の記事を掲載したが(コロナ禍によるイベント中止などの影響でやや少なめだった)、その中で特に注目を集めたのはどんな記事だっただろうか!? 年末年始恒例のスペシャル企画として、2021年の掲載記事「年間アクセスランキング」ベスト30をお届けしよう。

 

 

関東総合通信局 三浦電波監視センターから見た早朝の富士山(2015年元日撮影)

 

 

 2021年のアマチュア無線界は、前年春から深刻化した新型コロナウイルスの感染拡大の影響が収束せず、「東京のハムフェアを始めとする、リアルイベントの相次ぐ中止」(延期、オンライン開催への移行も見られた)や「海外からの部品・材料調達難による無線機器の生産遅延」「アンテナなど周辺機器各社の価格改定」も発生した。さらに新型コロナウィルスの感染拡大を理由に、総務省は2024年11月末を期限としていた無線局の新スプリアス規格への移行期限を「当分の間延長」とする措置にも注目が集まった。

 

 他方、三密を避けながら自宅で楽しめる趣味としてアマチュア無線が注目を集め、JARLの3月現在の会員数(前年同期比)が27年ぶりに増加に転じた話題と絡め、テレビや全国紙でアマチュア無線が取り上げられることが多かった。また「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催に合わせてPR局や記念局の運用(全21局)が各地で行われ、全局コンプリートを目指して盛り上がる側面もあった。

 

 ちなみにJARL会員数の増加傾向はその後も続いているが、アマチュア局数は減少が続き、2020年12月末の総務省統計では38万9060局だったものが、2021年10月末現在では38万1,569局(※2021年11月、12月は未発表)と1か月で750局前後の減少となっている。また2020年度の4アマ資格の新規取得者数が1万人を割り込み、1アマ国試の合格率が28.0%と大幅悪化という話題も影を落とした。

 

 アマチュア無線機の新製品は「FT5D」「FTM-6000」の2機種が発表。例年ハムフェア会場でお披露目されることが多い新機種・参考出品の発表がなかったため寂しい限りだが、12月にはアイコムが「2.4GHz帯と5.6GHz帯に対応したアマチュア無線機の開発着手を表明」といった、今後に希望が持てるニュースもあった。

 

 では2021年の1年間、hamlife.jpに掲載された1,306件の記事から、特にアクセス数の多かった30本をランキング形式で紹介していこう。※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

★アクセスランキング 第1位~第10位

 

1)<8月3日の官報に掲載>「新スプリアス規格への移行期限を当分の間延長」とする総務省令が公布、即日施行
https://www.hamlife.jp/2021/08/03/spurious-encho-kouhu/

 

改正された省令は2021年8月3日のインターネット版官報に掲載された

 

 

 

2)<自宅にアマチュア無線の基地を設け、毎日無線を聴いている小学5年生の女の子>人気アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」に新運転士「月野メーテル」が登場
https://www.hamlife.jp/2021/11/04/shinkalionz-new-character/

 

人気アニメの新キャラクター、月野メーテルは小学校5年生。「自宅にアマチュア無線の基地を設けており、毎日さまざまな無線を聴いている」という設定で注目された((C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK / 超進化研究所Z・TX (C)松本零士・東映アニメーション)

 

 

 

3)<1アマ国試の合格率は「28.0%」と大幅悪化、4アマ新規取得者は1万人を割り込む>総務省、令和2年度末の「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表
https://www.hamlife.jp/2021/09/28/amateur-license-class-data2021/

 

平成18年度~令和2年度の1・2アマ国家試験受験状況。令和2(2020)年度はコロナ禍の影響で2回しか開催されなかった。1アマの合格率が悪化していることを心配する受験者も多い(キューシーキュー企画作成)

 

 

 

4)【訃報】JARL副会長 JA9BOH 前川公男氏 71歳
https://www.hamlife.jp/2021/02/12/ja9boh-sk/

 

第40次南極地域観測隊員として1999~2000年に昭和基地の8J1RLから精力的に運用、EMEや衛星通信でも活躍された、福井県のJA9BOH 前川公男氏が、2021年2月11日に不慮の事故により71歳で急逝された

 

 

 

5)<総務省、CS放送受信への妨害発覚でメーカーを指導>コムテックのレーダー探知機、対象製品11機種(約30万台)の無償対策修理を実施
https://www.hamlife.jp/2021/08/18/comtec-freerepair/

 

コムテックが2019年から発売しているレーダー探知機、合計11機種(約30万台)が電波法で規定されている技術基準に適合しない無線設備であることから、対象製品の無償対策修理を実施することになった(同社Webサイトから)

 

 

 

6)<ヤフオクに“120万円からスタート”で>憧れの伸縮ポール搭載! トヨタ・ランドクルーザー100系がベース車両の「テレビ中継車(車検あり)」出品
https://www.hamlife.jp/2021/06/29/yafuoku-lancru100-2/

 

ランクル100系がベース車両の「放送中継車」がヤフオクに出品。画像から8mタイプの電動伸縮ポールを搭載しているものと思われる(ヤフオクの画面から)

 

 

 

7)【最速リポート】<1.8~430MHz帯をカバーするスクリュードライバー型アンテナ>第一電波工業の新製品「RHM12」と「オプションコイル」を使ってみた
https://www.hamlife.jp/2021/10/31/diamondant-rhm12-review/

 

オプションコイルの装着で1.9~430MHz帯をカバーする移動運用に便利なスクリュードライバーアンテナ。発売開始以来人気が続いているという

 

 

 

8)<不法にアマチュア無線局を開設し、免許状に記載のない周波数で運用>関東総合通信局、埼玉県在住の第四級アマチュア無線技士に対し69日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2021/01/25/huhou-musenkyoku-torishimari-997/

 

各地の総合通信局が発表する、電波法違反による摘発案件を多数紹介してきたが、もっとも注目を集めたのはこの事件だった(写真は「令和3年度電波利用環境保護活動用」のPRポスター)

 

 

 

9)<コールサイン不送出、周波数等使用区別違反>北海道総合通信局、無線従事者(第三級、第四級アマチュア無線技士)に対し15日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2021/01/20/huhou-musenkyoku-torishimari-995/

 

 

 

 

10)<パソコンやスマホで利用可能>ライセンスフリー無線ファンのための「コールサイン検索データベース」が登場
https://www.hamlife.jp/2021/03/03/licensefree-callsign-search/

 

「ライセンスフリー無線のためのコールサイン検索データベース」には、2021年12月末現在で約1,600件のコールサインが登録されている

 

 

 

アクセスランキング 第11位~第30位は次ページに掲載!!

 

 

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