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<1月29日から運用開始>冒険家の植村直己氏(ex.JG1QFW)生誕80周年記念特別局「8J1NAOMI」開局

冒険家の植村直己氏(ex.JG1QFW)の生誕80周年を記念したJARL特別局「8J1NAOMI」が、東京都板橋区の「植村冒険館」内で2022年1月29日から運用を開始した。開局初日の模様を関係者協力による写真で紹介する。

 

 

関係者の記念写真

植村冒険館内に運用コーナーを仮設置

 

 植村直己氏は1941年生まれの登山家・冒険家。1970年に世界最高峰のエベレストに日本人で初登頂。さらに同年マッキンリー(現・デナリ)にも単独登頂を果たし、世界初の五大陸最高峰登頂者となる。さらに1978年には犬ぞり単独行としては世界で初めて北極点に到達。1984年、厳冬期のマッキンリーに世界初の単独登頂を行ったが、登頂成功を伝える無線交信を最後に消息不明となった。同年「国民栄誉賞」を受賞した。アマチュア無線家として1974年にJG1QFWのコールサインを取得、冒険時にも使用していたという。

 

 公益財団法人 植村記念財団は、同氏の生誕80周年記念事業として2021年12月に東京都板橋区の植村記念 加賀スポーツセンター内に「植村冒険館」を移転オープン。1月29日から同館リニューアルと植村直己生誕80周年を記念したJARL特別局「8J1NAOMI」が館内から運用を開始した。

 

植村記念 加賀スポーツセンター(東京都板橋区)。昨年12月、ここに植村冒険館が移転オープンした

植村冒険館はスポーツセンター3階にある。豊富な展示品は圧巻だ(入場無料)

 

 運用初日にはJARL東京都支部のスタッフらがアンテナや機材を仮設。開局セレモニーでは髙尾JARL会長が北海道帯広市の「植村直己・帯広野外学校」の無線クラブ、JH8ZGZ/8と7MHz帯で記念交信を行った。

 

8J1NAOMIで使用する無線機の一部と無線局免許状

屋上に仮設されたアンテナ

開局セレモニーでは髙尾JARL会長が北海道帯広市の「植村直己・帯広野外学校」の無線クラブ、JH8ZGZ/8と7MHz帯で記念交信

 

 8J1NAOMIの運用は2023年1月28日まで。今後は小中学生を対象とした体験運用(8月予定)や移動運用などのイベントも企画していくという。

 

 

 

●関連リンク:
・植村冒険館
・植村直己さんの挑戦の精神伝える「冒険館」がリニューアルオープン 板橋区内で移転(東京新聞Web 2021年12月18日)
・植村直己(Wikipedia)

 

 

 

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