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<東京・秋葉原で60年以上営業>東京ラジオデパート2階、電子部品専門店「瀬田無線」が2022年3月31日に閉店

東京・秋葉原の電子部品専門店の1つ、東京ラジオデパート2階の「瀬田無線」が2022年3月31日をもって閉店する。店主の瀬田 明さんは「時代の流れ、いい年齢になりました。潮時かなと…」と話す。秋葉原の中でも歴史は古く、先代から電気街で商売を行ってきた。現在の東京ラジオデパートの建物が完成した1973年から現在の地にお店を構える老舗の専門店だ。閉店後のスペースや在庫の電子部品などの対応はこれから…、と瀬田さん。

 

 

 

東京・秋葉原で営業を始めて60有余年の歴史がある電子部品専門店「瀬田無線」

先代の跡を継ぎ店を守ってきた瀬田 明さん

店頭に貼られた閉店のお知らせ

 

 

 東京ラジオデパートは「ラジデパ」や「東ラジ」と呼ばれ親したしまれ、昭和の時代には、電子部品はもちろん、工具やケース、電線類まで、電子工作を楽しむ愛好家にとってこの場所は聖地のようなものだった。当時、お世話になった無線家も多いだろう。

 

 その東京ラジオデパートの2階にお店を構える「瀬田無線」が、2022年3月31日をもって閉店すると告知した。お店を利用する一人は、「部品選びに困ったとき親切・丁寧にアドバイスしてくれた思い出がいっぱいあるお店」と話してくれた。

 

 

 店頭には、以下の案内が貼りだされている。

 

 


 

閉店のお知らせ

 

 60有余年の永きにわたって営業して参りましたが、高齢による体調不良もあり、令和4年3月31日(月曜休業日)をもって閉店させていただきます。

 

 皆様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。永年のご愛顧ありがとうございました。

 

店主一同

 

 

 


今では入手が難しくなった部品類の取り揃えも充実。ちょっとした修理のときや製作記事片手に相談すれば、類似品や代替品などのアドバイスがもらえるなくてはならない店の1つだった

 

案内板に「瀬田無線2F店」とあるのは、2018年3月までJR秋葉原駅に隣接する電波会館に、瀬田無線の発祥の地となる店舗があったためだ

「ラジデパ」や「東ラジ」と呼ばれ親したしまれてきた東京ラジオデパート。JR総武緩行線の高架のすぐ横にある

 

 

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●関連リンク:
・東京ラジオデパート
・東京ラジオデパート アクセスマップ
・東京ラジオデパート(ウィキペディア)

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