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交信しても罰則規定なし! 総務省が「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」の告示廃止--10月9日(日)~10月15日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10

先週のアクセスランキング1位は、2022年10月6日付けの官報で、過去に郵政省と総務省が行って有効となっていた「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」の告示を、同日限りですべて廃止したというニュース。世界の国々の中には、自国のアマチュア局に他国との無線通信を行うことを禁止している国や、アマチュア無線制度自体を設けていない国がある。現在、ITU(国際電気通信連合)の情報によると「北朝鮮」「エリトリア」「ベトナム(アマチュア衛星業務のアマチュア局間の無線通信を禁止)」の3か国が該当している。告示廃止と前後して、同省の「電波利用ホームページ」内に「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」というページが開設されたが、もともと日本のアマチュア局側に告示掲載国との交信を禁止する法律等はなく、交信した場合にも罰則は設けられていない。

 

 

総務省の「電波利用ホームページ」内に、新たに「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」というコーナーが設けられた(赤枠はhamlife.jpで記載)

 

 

 続く2位は「<税込価格は1個500円>カプセルトイ『モールス電鍵 ミ二チュアコレクション』全4種、2022年10月下旬の発売が決定」。カプセルトイの製造販売で知られる株式会社ケンエレファントは2022年10月11日、ミニチュアフィギュア「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種を今年10月下旬(その後の情報で10月20日から)に発売すると発表した。サイズは約34W×37H×50Dmmの縦振れ式で、キーを押すと実際に音が鳴るという。同製品の開発には一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が協力、おまけとしてすぐに始められる「モールス符号冊子」がついてくる。価格は1個500円(税込み)、11日から同社公式オンラインショップで4個パックの予約もスタートした。

 

 

JARL監修のもとに株式会社ケンエレファントから発売されるミニチュアフィギュア「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種

手のひらサイズの「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」。キーを叩くと電子音が鳴りトンツー体験が楽しめる仕組みだ

 

 

 3位は、東京都西東京市にある高さ195mの電波塔「スカイタワー西東京」の151m地点に、このほどアップリンク 440.3500MHz / ダウンリンク 421.9000MHzの特定小電力レピータ(10mW出力)が設置され、24時間運用が始まった話題。停電時や電気設備点検などによる停電時でも運用継続できる電源系統に接続しているので、防災用にも幅広く使用できる特徴があるという。設置者は「災害による停電時や、電気設備点検などによる停電時でも運用継続できる電源系統に接続していますので、防災用等幅広くお使いいただけるかと思っています」「どなたでもご自由にお使いいただきたいと思います」と語っている。スカイタワー西東京アマチュア無線クラブ(JO1YCW)のTwitterアカウントで、アクセス状況などの呟きが確認できるので参考にするといいだろう。

 

 

特小レピータが設置される「スカイタワー西東京」。FM西東京を放送している195mの電波塔の地上高144~151m付近への取り付けを予定している

「スカイタワー西東京」の151m地点に設置された特小レピータ(写真:JK1MIG 鈴木氏提供)

 

 

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1)<今後は「電波利用ホームページ」に掲載>総務省、「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」の告示をすべて廃止

 

2)【追記:10月20日から順次発売!】<税込価格は1個500円>カプセルトイ「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種、2022年10月下旬の発売が決定

 

3)<停電時にも使用可能、24時間運用開始>「スカイタワー西東京」(東京都西東京市)の151m地点に特小レピータ設置

 

4)<ウクライナアマチュア無線連盟が公表>Alex Zaliznyak氏(UX7UU)、米国CQ社コンテストチームに宛ててロシア/ベラルーシのアマチュア無線局に対する制裁強化を訴え

 

5)<不法に無線局を開設>北海道総合通信局、免許を受けずアマチュア無線機(ハンディ機やモービル機)を大型車両に設置していた男を摘発

 

6)<特集は「2022年版 アマチュア無線機器購入ガイド」、別冊付録「保存版 2022アマチュア無線機器カタログ」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年11月号を刊行

 

7)<50MHz帯のコンディションが上昇中>10月5日の夜、カリブのPJ4MM(オランダ領ボネール島)がロングパスで入感

 

8)<試験会場が大幅に増え、2海特・3海特の試験も開始>日本無線協会、「CBT方式」の無線従事者国家試験を拡充

 

9)<総務省後援、アマチュア無線の臨時体験局を全国5つの会場に開設>ボーイスカウト日本連盟、2022年10月15~16日に「8J1JOTA」「8J2JOTA」「8J3JOTA」「8J4JOTA」を運用

 

10)<待望の「DVレピータモニター機能」を追加>アイコム、IC-705の新ファームウェア「Version 1.30」を公開

 

 

 

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