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【追記:4月19日メーカー出荷開始】<標準価格(税込)は99,000円、4月中旬発売予定>アルインコ、デジタルマルチモードレシーバー「DJ-X100」の製品情報を掲載

アルインコ株式会社電子事業部は、昨年「ハムフェア2022」会場で発表した各種デジタル波対応の30~470MHz帯ハンディ受信機「DJ-X100」の製品情報をこのほど公式サイトで公開した。同社によると標準価格は99,000円(税込)で、2023年4月中旬の発売開始を予定しているという。なお一部の無線ショップでは3月13日から同機種の予約販売受け付けを開始している。

 

 

【追記 2023年4月19日】
アルインコ株式会社電子事業部は4月19日、同社富山工場倉庫から全国に向けて「DJ-X100」の営業出荷を開始したことを公式サイトのインフォメーションコーナーで告知した。

 

DJ-X100の出荷開始を伝える、同社公式サイトのインフォメーションより

 


 

 

 

アルインコの広帯域受信機「DJ-X100」

 

 

 アルインコの製品情報ページから抜粋で紹介する。

 


 

デジタルマルチモードレシーバー DJ-X100
標準価格:99,000円(税込)2023年4月中旬 発売予定

 

「広帯域レシーバーではありません。マルチモード・レシーバーです。」

 

 DJ-X100はシングルVFOで30MHz~470MHzをほぼフラットな感度で受信。電波型式はアナログがFM/NFM/AM/NAM、デジタルはDCR/NXDN/DMR/D-STAR/C4FMの音声、データはAISで船舶の位置、ACARSはデータ通信の文字を表示画面で見ることができます。弊社の従来機種が採用している機能は敢えて省き、「全く新しいレシーバー」としての個性を磨きあげました。DJ-X100は受令機として業務ユーザーにもお使いいただける、アルインコが満を持してお届けするレシーバーです。

 

<ご注意>
 電波型式、ステップ、シフト、CTCSS/UCなどの選択通信、秘話、スキャンの種類など無線と受信機に関する上級の知識が無いとお使いになれません。用語説明から始めねばならないようなサポートは製品の性質上、致しかねます。ご購入の際は十分ご注意ください。盗聴器発見機やエアバンドレシーバーではありません。
・SDカードなどの外部メディア、録音、ワイヤレスイヤホンには対応しません。
・全てのデジタル信号を受信するものではありません。
・簡単な操作で使える盗聴器発見機能はありません。

 

<DJ-X100の特長>

 

・V/UHF30~470MHzをほぼフラットな感度でカバー(一部のバンドを除きます。定格欄を参照ください)

 

・GPSレシーバーを内蔵、メモリーに登録した経緯度データで最寄りのチャンネルの検索とスキャンが可能

 

・メモリーは999CH、プログラムスキャンは50組、バンクは26、すべてに全角14文字(半角は28文字)までのネームタグ機能

 

・ステップ切り替えが簡単なオフセットステップ機能

 

・アナログAMとFMもDSP処理をしてクリアな受信音を実現

 

・アナログ受信のトーンはCTCSS(リバース含む)、DCS(リバース含む)、JR/MSKの空線キャンセラーを装備

 

・通信の待ち受け中にFMラジオが聞けるラジオモード

 

・USB Type-Cコネクターを採用、充電・外部電源端子の他、標準付属のケーブルでパソコンとの通信接続が可能

 

・大口径スピーカーとBTLアンプ採用により明瞭なオーディオ出力、イヤホンは両耳タイプも使用可能(受信音はモノラル)、好評のイヤホンアンテナにももちろん対応

 

・受信機としてはアルインコ初のIP67耐塵・防浸ボディ、付属Li-ionバッテリーのほか別売乾電池ケースで単三乾電池3本も使え、長時間のフィールド受信も安心

 

・測定器をイメージしたデザインと航空機のグラスコックピットを参考にしたディスプレイはカラーTFTながら視認性を向上させるため敢えてモノトーンを採用(バックとフォントの色は自由に変更、組み合わせが可能。色による電池消費の変化はありません)

 

・周波数の入力、モードとステップ切り替えに特化したボタンの選定と配置、キーボードはメンブレンタイプで押しやすいフラット型

 

・階層式で日本語の操作メニューを採用した、直感的に使える最新のユーザーインターフェース

 

・スタンド型の急速充電器、単三乾電池ケース、ソフトケースと別売オプションも充実

 

<受信周波数範囲>
・30.000000~75.999999MHz
・108.000001~253.799999MHz
・255.000000~261.999999MHz
・266.000000~270.999999MHz
・275.000000~380.199999MHz
・381.325000~411.999999MHz
・414.400000~470.000000MHz
・FMラジオ放送(WFMのみ・ステップ100kHz固定):76.000000~108.000000MHz

 

<受信可能な電波型式>
★デジタル国内規格
・STD-T98 DCR簡易無線 登録局・免許局
・STD-T102/B54 報道機関、一般業務無線 (NXDN)

 

★デジタル海外規格
・DMR(TDMA業務無線)一般業務無線、船上通信局(タグボート連絡)等の一部に使用

 

★デジタル アマチュア無線
・D-STAR 音声
・C4FM DNモードの音声

 

★アナログ
・市販のアナログハンディレシーバーで受信できるVHF/UHF帯のFMアナログ信号は本機でも受信できます。
・FMラジオ放送(AM補完含む)
・民間・軍用航空無線のAM
・国際VHFマリン
・特定小電力無線、UHF簡易業務などのNFM(12.5kHzステップ)
・50/144/430MHzアマチュア無線のAM/FMモード
・VHF簡易業務などのFM(20kHzステップ)

 

<データ>
・アナログ・デジタルに関わらず、対応する位置情報データを受信・デコードすると文字情報は自動で、位置情報は予めセットした「位置表示画面」上に、向きなどを含めてアイコン表示します。

 

・本機の機能を簡単に試せるよう、アナログの船舶位置「AIS」(本機のディスプレイに船舶の位置を表示)と航空機の文字通信「ACARS」(文字データをディスプレイ表示)を受信モードに採用しています。

 

・サードパーティ製受信ソフトで使われたことがある12kHzIF出力(W/N対応)も採用しました。

 

<ご注意>
 下記のような通信は受信できません。受信できるようにする方法はありません。

 

・警察
・消防救急
・自衛隊
・海上保安庁など公安関連
・携帯電話
・デジタルコードレス電話
・防災行政
・電力会社
・高速道路
・JR在来線
・新幹線
・デジタル化した私鉄
・MCA
・空港内連絡
・デジタル小電力コミュニティ
・C4FMのVWモード
・アルインコのEJ-47U、RALCWI、強化秘話
・海外規格のAPCO25、TETRAなど

 

 

 

 

 

 

 


 

 

DJ-X100についてはこちらの記事も参照のこと

 

<アルインコのデジタル受信機「DJ-X100」を量産試作機で大検証>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年4月号を刊行

 

【ハムフェア2022】<C4FM/D-STAR/DCR/NXDN/DMRに対応>アルインコ、デジタルモードが受信可能な30~470MHz帯のハンディ受信機「DJ-X100」をハムフェア会場で発表

 

【ハムフェア2022】<動画リポート第4弾>デジタル波に対応!30~470MHz広帯域受信機、アルインコ「DJ-X100」紹介

 

 

 

●関連リンク:
・デジタルマルチモードレシーバー DJ-X100(アルインコ電子事業部 製品情報)
・アルインコ 電子事業部
・DJ-X100を出荷します(アルインコ 電子事業部インフォメーション 4月19日)

 

 

 

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