hamlife.jp(ハムライフ・ドット・ジェーピー)

注目キーワード:

hamlife.jp > ニュース > BCL > <再燃しつつあるBCLブーム、26歳の記者が取材>熊本日日新聞社、熊本県のAMラジオ放送の電波が秋田県で聞こえたと愛好家の声を紹介


<再燃しつつあるBCLブーム、26歳の記者が取材>熊本日日新聞社、熊本県のAMラジオ放送の電波が秋田県で聞こえたと愛好家の声を紹介

熊本県で県域紙を発行する熊本日日新聞社のニュースサイト「熊日電子版」は、人気企画の「SNSこちら編集局『それ、調べます』」(S編)で「NHK熊本のラジオ放送が約900キロ離れた千葉県で聞こえた」という話題を紹介したところ、秋田県秋田市在住の国際教養大学内田浩樹教授から「秋田でも受信できる」との情報が寄せられたことを2023年4月3日付の記事で紹介した。内田さんは、国際放送などさまざまなラジオ放送を聞く「BCL(Broadcasting Listening/Listeners)」の愛好家。BCLの世界では、熊本のラジオ放送が秋田に届くことも普通に起こることだと伝えている。あわせて「2023年3月18日午前0時40分ごろ秋田市で聞こえた、NHK熊本のAMラジオ第2放送。日本の国歌が終わると何やら別の音が…」という動画を「YouTube熊日公式チャンネル」で公開している。
※掲載期間が短いので、早めの確認をおすすめする。

 

 

 

 AMラジオの電波は夜間になると電離層の関係で、遠く離れた放送局の番組を聞くことができる。1970年代~1980年代、小・中学生や高校生などを中心に、海外の短波放送や国内の中波AMラジオを受信する趣味として「BCL(Broadcasting Listening/Listeners)」がブームとなった。

 

 今回、「読者とSNSの無料通信アプリLINE(ライン)でつながり、寄せられた身近な疑問や困りごとなどを、記者が深掘り取材する調査報道企画」という、熊本日日新聞社の「SNSこちら編集局『それ、調べます』」(S編)で、全国屈指500kW出力のAMラジオ局「NHK熊本ラジオ第2放送(873kHz)」が、約900km離れた千葉県で聞こえたことを紹介したところ、秋田県秋田市でも受信できたとする証拠の動画とともに内田浩樹教授から連絡があったことを伝えている。

 

「NHK熊本ラジオ第2放送(873kHz)」の熊本ラジオ放送所は熊本県菊池郡大津町にあり、、札幌(江別ラジオ放送所)、秋田(秋田ラジオ送信所)、東京(菖蒲久喜ラジオ放送所)とともに、日本国内の中波ラジオ放送としては最大出力の500kWを誇り、放送対象地域は全国をカバーしている。

 

 記事では内田浩樹教授が楽しむBCLの紹介や、再びブームになっていることなど、「ラジオ自体あまり聞いた事がないという26歳の東有咲記者が、『未知の世界』に迫った」としている。

 

 なお、将来的にラジオ第2が廃止され、AMは1波になると、2021年1月13日に2021年度から3か年の経営計画が決定。2025年度を目途に現在のAM2波から1波へ整理・削減する方向で検討を進め、2025年度には廃止されることが明らかになっている。

 

 

 

●秋田市で聞こえたNHK熊本のAMラジオ第2放送(YouTube熊日公式チャンネル)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

 熊日電子版の記事は、下記「関連リンク」から閲覧できるが、公開期間が短いので早めの確認をお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・NHK熊本のラジオ放送、秋田市でも受信可能 BCL愛好家の内田さん 今日聞こえても明日は…「人は不確かなものに憧れる」(熊本日日新聞社)
・BCLよ聞かせてくれ 海外の声を ラジオとともにある人生 秋田市の大学教授・内田さん「未知の世界」に26歳記者が迫る(熊本日日新聞社)
・SNSこちら編集局「それ、調べます」(熊本日日新聞社)
・熊本ラジオ放送所(ウィキペディア)
・熊本日日新聞社
・熊本日日新聞社(ウィキペディア)

 

 

 

●いったん広告です:

レビュー評価高い Amazonベーシック アルカリ乾電池 単3形20個パック

充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)