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<イベント会場で行った、原 昌三氏(JA1AN)の遺品(真空管)譲渡>JARD、『「青少年育成のためのカンパ金額」の寄付について』報告

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、2022年4月から7月にかけて出展した無線イベントの会場で、原 昌三氏(JA1AN)の遺品である真空管などの無償譲渡を行った(関連記事)。その際、会場にカンパ箱を設置して「青少年育成のためのカンパ」を呼び掛けたが、このほど集まった金額を集計、目的に沿って2団体に寄付を行ったことをホームページで報告した。

 

 

JARDが行った原 昌三氏遺品の真空管譲渡の模様(KANHAM2022にて、写真提供:JARD)

 

 

 原 昌三氏は1970年から41年間にわたりJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)の会長、また1991年から2014年までJARDの初代会長をそれぞれ務め、2018年6月に91歳で逝去した。JARDは原氏の遺族から「アマチュア無線家の方々に役立てていただきたい」と、生前同氏が保有していた無線機器やパーツ類の寄贈を受け、その一部である真空管と部材について、2022年にアマチュア無線イベントの会場で無償譲渡を行った。

 

「第3回ハムらde無線フェア」で行った真空管譲渡の模様(写真提供:JARD)

「かながわアマチュア無線フィールドミーティング in 宮ヶ瀬」で行った真空管譲渡の模様(写真提供:JARD)

 

 その際、会場に青少年育成のためのカンパを呼び掛ける「カンパ箱」を設置し、賛同者に協力を呼び掛けていたが、このほど集まった金額を公表し、目的に沿って2団体に寄付を行ったことを次のように告知した。

 


 

「青少年育成のためのカンパ金額」の寄付について(ご報告)

 

 永年JARDの会長、名誉会長を務められ、2018年6月に逝去された原 昌三氏(JA1AN)の遺品(真空管等)の整理として、2022年4月から7月にかけてJARDが出展したアマチュア無線関係イベントにて、希望者に遺品を提供する代わりに、賛同者には「青少年育成のためのカンパ」にご協力をいただいたところです。

 

 このほど、ご協力いただいたカンパ金額について、目的に沿い寄付を行いましたので、ご報告いたします。

 

★出展したアマチュア無線関係イベント:
・2022年4月17日「第3回ハムらde無線フェア」
・2022年5月6日「かながわアマチュア無線フィールドミーティング in 宮ヶ瀬」
・2022年7月16~17日「KANHAM2022」

 

★青少年育成のためのカンパ金額:60,162円

 

★カンパ金額の寄付先:
 全額を以下の2者に分割して寄付をしました。
・全国高等学校アマチュア無線連盟
・JOTA2023(日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブ)
 ※JOTA:ジャンボリー・オン・ジ・エアの略

 


 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

こちらの記事も参考に(2022年4月13日掲載)↓
<1人1点を先着順で配布>JARD、原 昌三氏(JA1AN)が保有していた真空管などを「第三回ハムらde無線フェア」会場で無償譲渡

 

 

 

●関連リンク:
・「青少年育成のためのカンパ金額」の寄付について(ご報告)(JARD)
・JARDホームページ

 

 

 

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