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<新たにIC-R5とID-91が “修理受付終了” に>アイコム、2024年最新版の「生産終了機器リスト」を公開

アイコム株式会社は毎年6月1日に、Webサイトで「生産終了機器リスト」(旧名称:修理受付終了機種リスト)を更新している。同社のアマチュア無線機器は生産終了後生産終了後10年未満の製品の修理を受け付けており、生産終了後10年~15年未満のものは「条件付きで修理受付可能」となり、15年以上が経過した機種は「修理受付終了」で調整や点検も完全に受けられなくなる。このほど「2024年6月1日作成版」のリストが公開され、ハンディタイプの広帯域受信機のIC-R5、D-STARハンディ機のID-91が新たに「修理受付終了」となり、IC-7000M/S、IC-7200M/S、IC-R20、ID-1、IC-2720/D、IC-208/D、IC-T90が「条件付きで修理受付」の扱いとなった。

 

 

 

 アイコムは毎年この時期に「生産終了機器リスト」を更新している。同社は生産終了後10年~15年未満の機種は、故障箇所の補修部品在庫があり、かつ調整、修理することで機能や性能の維持が可能と判断した場合に「条件付き」で修理を受け付けている。また生産終了後15年以上を経過した機種は、経年劣化等で動作を保証する修理ができないため、修理品(調整、点検の依頼を含む)の受付をすべて終了している。

 

 今年のリストは下記のとおりで、ハンディタイプの広帯域受信機のIC-R5、D-STARハンディ機のID-91が新たに「修理受付終了」となり、HF~430MHz帯コンパクト機のIC-7000のM/Sタイプ、HF機のIC-7200のM/Sタイプ、広帯域受信機のIC-R20、1200MHz帯D-STAR機のID-1、144/430MHz帯モービル機のIC-2720/DとIC-208/D、50/144/430MHz帯ハンディ機のIC-T90が「条件付きで修理受付」の扱いとなった。

 

アイコムが公開した生産終了機器リスト(2024年6月1日作成)より

 

 なお同社は、生産終了後5~9年の機種をリスト下部に青文字で表示している。これらは現状では修理受付が行われているが、「部品の廃品などやむを得ない理由により修理をおこなえない場合があるため、生産終了後10年以内の機種の修理をお約束するものではございません。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。

 

 

八重洲無線のリストは不定期更新。こちらの記事も参考に(2024年3月29日掲載)↓
<リニアアンプVL-1000 / VP-1000が “サポートに問い合わせ” 扱いに>八重洲無線、5年9か月ぶりに「主な保守対応中のアマチュア無線製品」リストを更新

 

 

 

●関連リンク:アマチュア無線機器の修理に関する重要なお知らせ(アイコム)

 

 

 

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