2024年8月24日(土)と25日(日)に、東京都江東区の「有明GYM-EX」で開催される「ハムフェア2024」に出展する「はろはろNET」(ブース番号:C-88)は、川上幸男氏(JR0DBK)が「実験的なものではなく、実用的なトランシーバーを目指して…」として開発した「50MHz帯 QRPp(500mW) AMトランシーバーキット(KTR-12)」の頒布を行う。同キットは、中・上級者向けで、必要となる部品をすべて揃えた「フルキット」ではないが、部品ごとに購入先のリンクを入れた部品表を用意。さらにホームページには「自作機 KTR-10で免許の電子申請(追加保証認定)」の記述もある。「プリント基板とオマケ程度の少々の部品のみのセミキットとなっております。大半の部品は別途購入が必要ですが、入手難な部品はないため通信販売などで揃えられます」と案内している。
開発した川上幸男氏(JR0DBK)からのメッセージは以下のとおり。
送信部はAMモードで、出力は500mW。終段にFETを用いたゲート変調となっています。変調歪みを除くため、NFBをかけていて綺麗な変調波が出ます。もちろん、新スプリアス基準対応です。
受信部は455kHzのシングルスーパーで、50MHz帯AM用として必要十分な性能があると思います。なお、IF 10.7MHzのダブルスーパーヘテロダインの改造用の基板と部品も付きます。
局発は PLL ICを用い、0.1kHz単位で4MHzをフルカバー。液晶とロータリーエンコーダ、ボタンをMCUで制御してそれなりに実用的なオペレーションが可能です。
50MHz帯AMモードのトランシーバーキットですが、プリント基板とオマケ程度の少々の部品のみのセミキットとなっております。大半の部品は別途購入が必要です。入手難な部品はないため通信販売などで揃えられます。購入に便利なリンク付き部品表も用意しています。なお、MCUはプログラム済みです。
これを会場特価にて配布致します。20セットぐらい用意する予定ですが、万が一不足するようなら基板の追加製造も考えています。
●キット完成時の仕様
●送信機系統図
「50MHz帯 QRPp(500mW) AMトランシーバーキット(KTR-12)」の概要、セミキットの配布内容、追加購入用の部品表、各基板の作り方。さらに「自作機 KTR-10で免許の電子申請(追加保証認定)など、詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
なお、「はろはろNET」のブース番号「C-88」は、「【ハムフェア2024】<企業、クラブなど185団体が参加>事前にチェック! JARLが『ハムフェア2024』のブース出展内容&会場配置図(小間割り)を公式発表」の既存記事(2024年7月17日記事)で場所の確認ができる。
●関連リンク:
・【500mW出力】50MHz QRPp AMトランシーバーキット KTR-12/JR0DBK(ゆきの研究室)
・自作機 KTR-10で免許の電子申請(追加保証認定)(ゆきの研究室)
・ハムフェア2024特別ページhamfair.jp
・ハムフェア2024インフォメーション(JARL Web)
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