フジテレビ系列で毎週水曜日に放送されているバラエティー番組「世界の何だコレ!?ミステリー」の2024年9月11日(水)放送回(2時間スペシャル)に、“家の駐車場の真ん中に建てられた巨大な鉄塔” の持ち主として、京都府のアマチュア無線家が登場した。情報を得て現地調査に向かったアンガールズの田中卓志が、無線家のシャックからHF帯で “体験運用” を行うシーンも放送され話題になっている。この番組は民放各局の無料見逃し配信サイト「TVer」で期間限定で公開されている。
「世界中を飛び回り、不思議なミステリー現場を直撃! まか不思議な現象を体感できる新バラエティー」という、フジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」。その2024年9月11日(水)放送回(2時間スペシャル)で、京都府のアマチュア無線家の男性が登場した。
町の人からの「家の駐車場の真ん中に巨大な鉄塔が建っている」という情報で、田中隊長(アンガールズの田中卓志)が向かったのは京都府京田辺市の住宅街。そこにはHF帯や50MHz帯のビームアンテナが取り付けられた25m高の自立タワーが建っていた。
田中隊長は持ち主である男性のシャック(無線室)に招き入れられ、そこでアンテナの正体とアマチュア無線についての説明を受ける。男性は高校1年生のときからアマチュア無線を始め、その後さらに無線を楽しむためにこの高台の家を購入、法律などで決められた手続きをすべて済ませて25m高の自立式アンテナタワーを立てたという。過去には「国際宇宙ステーション(ISS)と交信した経験もある」とも語った。
さらに田中隊長は、男性の勧めでアマチュア無線の体験運用を行い、HF帯で東京都内の局との無線交信を体験。交信後は「急に見知らぬ人と会話して “つながることの楽しさ” がわかった。近いうちに俺の家の庭にデカい鉄塔が建つかもしれない!」と興奮した面持ちで感想を語っていた。
このアマチュア無線家宅の鉄塔調査とシャック紹介の模様は約13分間とかなり長尺でオンエアーされた。バラエティー番組だったがアマチュア無線についての説明には誤りがなく(男性の説明が非常に分かりやすく、体験運用の指導にも手慣れた様子)、視聴者にも楽しんでもらえる内容だったと言えるだろう。ちなみに番組中、回転しながら伸縮するアンテナタワーの実例として、アイコムならやま研究所の巨大タワー(50m高)も登場していた。
この番組は現在、民放各局の無料見逃し配信サイト「TVer」で、全国どこからでも視聴できるので(期間限定)、早めにチェックしてはいかがだろう。
体験運用を実施してみたいアマチュア無線家に向けた資料はこちらの記事を参考に。
<実施者向け、小学生向けなどPDFで公開>JARL、新たな「アマチュア無線の体験運用マニュアル」を公開
●関連リンク:
・世界の何だコレ!?ミステリー 公式サイト(フジテレビ)
・見逃し配信「世界の何だコレ!?ミステリー」9月11日(水)放送分(TVer)
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