2024年9月28日(土)12時から9月29日(日)12時までの24時間、YL局の各バンドでのアクティビティー増進と各局との交流を深めることを目的に、JLRS(Japan Ladies Radio Society)主催の「JLRS 第53回 パーティーコンテスト(電話部門)」がWARCバンドを除く1.9~1200MHz帯で開催される。多くのYL局と交信できるチャンスとして、楽しみにしているOMも多い伝統のコンテストだが、今回から「001より始まる連続番号」のナンバー交換を削除して、簡素化を図っているので注意しよう。
※記事作成にあたり前回開催時の規約をベースにするケースがあります。また記事作成後に主催者側がルールを変更(追加・修正)することもあります。本記事は参考程度に留め、必ずコンテスト開催直前に主催者発表による最新情報を確認して参加してください。
1957(昭和32)年にアマチュア無線技士の資格を有する女性ハムが集まって設立された「JLRS(Japan Ladies Radio Society)」が主催するコンテストとして著名なのが、今回の「JLRSパーティーコンテスト」と、毎年3月3日に開催される「雛コンテスト(通称「ひなこん」)」の2つだ。
今回、9月28日(土)12時から9月29日(日)12時までの24時間にわたり、「JLRS 第53回 パーティーコンテスト」の電話部門が、全世界のアマチュア局(クラブ局、記念局との交信は有効だが、チェックログ扱い)を対象に行われる。
部門は「OM」「YL」の「電信」「電話」の各2部門 (今回は電話部門の開催。電信、電話は別々に申請)。条件は同一場所からの運用のこと(電信と電話で異なる場合は可)。JLRSメンバー(DXメンバー含む)を1局以上含むこと。メンバー局を含まない場合はチェックログとして受け付け。
ナンバー交換はOM局が「RS符号による相手局のシグナルレポート」、YL局(メンバー外)が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「Y」、JLRSメンバー局が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「M」で、バンドが異なれば同一局との交信は有効。OM同士の交信は無効となる。
各部門(「OM」「YL」の「電信」「電話」各2部門)ごとに1~3位には賞状が、また参加賞(ステッカー)が部門ごとに発行される。
参加賞希望の場合は「ステッカー希望」とサマリーの意見欄に明記し、ステッカーの代金として100円(切手)+SASE(返信用封筒に定型料金の切手貼付)を一緒に同封。2部門入用の場合は2枚分同封のこと。なお、第46回(2017年)まで発行していた台紙は終了している。
ログ提出は10月27日(日)まで(当日消印有効)。詳しくは下記関連リンクから「JLRS 第53回 パーティーコンテスト規約」で確認してほしい。
なお、翌週の10月5日(土)12時から10月6日(日)12時までは「電信部門」が開催される(電信部門の呼び出し方法が2022年から変更されている)。周波数はいずれもWARCバンドを除く1.9~1200MHz帯で競う。
●関連リンク:
・JLRS 第53回パーティーコンテスト規約(PDF形式)
・JLRS(Japan Ladies Radio Society)
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