1990年代に東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)の横林氏によって開発されたコンテスト用ロギングソフトウェア「zLog(ゼットログ)」は「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」などとの連携性が高く、コンテスターを中心に人気が高かった。同ソフトウェアは2004年11月20日に公開されたzLog for Windows 2.2以降は最新版が出ておらず、2019年にJARLコンテスト委員会の要請によりオープンソース化(GitHubで公開)され、その後さまざまなユーザーコミュニティが最新OSへの対応や新機能を盛り込む開発やバージョンアップを行ってきたが、その1つ「zLog 令和Edition」のWindows版最新バージョンが、2024年9月14日に「Ver2.9(リリース版2.9.1.7)」として公開した。
今回更新された主な改良点は以下のとおり(同Webサイトから)。
zLog Ver2.9 令和Edition(リリース版2.8.4.6)2024/9/14
秋の夜長のロカコン版
安定版としてVersion 2.9.1.x系を整備します。最新機能を試したい方はVersion 2.9.2.1を使ってください。フィールドデー(FD)コンテスト後にレポートされた不具合の修正と、新機種、コンテストルール変更に対応します。
★新機種:IC-7760追加
★コンテストルール変更:ALL JA0 1.8Mコンテスト(12/21開催)
★不具合対応など:
・プラグインDLLインストール時の不具合修正
・SHIFT+Bでのバンド変更時に設定によっては巡回しない
・memo欄の入力改善
・CW/PHツールバーの表示不良の修正
・MMTTY使用時の不具合の修正
●関連リンク:
・zLog for Windows/Version 2.9.1.7 令和EditionzLog
・zLog portal Download
・zLog 令和Editionマニュアル
・zLog 令和Editionマニュアル(IC-7300を例にした解説)
・zLogとは
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