hamlife.jp(ハムライフ・ドット・ジェーピー)

注目キーワード:

hamlife.jp > ニュース > トピックス > <アマチュアバンドの10MHz帯/1200MHz帯/2400MHz帯/5600MHz帯/10.1GHz帯/10.4GHz帯/24GHz帯/47GHz帯に言及>総務省、「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」を公表して10月30日まで意見募集


<アマチュアバンドの10MHz帯/1200MHz帯/2400MHz帯/5600MHz帯/10.1GHz帯/10.4GHz帯/24GHz帯/47GHz帯に言及>総務省、「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」を公表して10月30日まで意見募集

総務省総合通信基盤局電波部電波政策課は、具体的な周波数の再編を円滑かつ着実に実施するためとして、このほど「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」を作成・公表し、2024年10月1日(火)から10月30日(水)までの1か月間にわたり、広く一般から意見募集を行うことを明らかにした。公表された周波数再編アクションプラン(案)には、アマチュアバンドに関する記述もあり、「アマチュア無線については、ピーク時の1/4に近い数字にまで利用者が減少している状況であり、電波監理審議会による電波の有効利用の程度の評価結果に基づき、ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための取組を引き続き進めるとともに、国際的な電波の利用動向、他の新たな電波システムの需要やアマチュア無線の態様等を踏まえた、アマチュア無線全体の周波数割当ての見直しや更なる共用の推進等に向けた検討を行う」として、10MHz帯/1200MHz帯/2400MHz帯/5600MHz帯/10.1GHz帯/10.4GHz帯/24GHz帯/47GHz帯のアマチュアバンドに関する言及をしている。

 

 

総務省が公表した「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」の一部抜粋

 

 

 

 総務省が公表した「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)に対する意見募集」は以下のとおり(一部抜粋)。

 

 


 

 総務省は、具体的な周波数の再編を円滑かつ着実に実施するため、「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」を作成しました。

 

 つきましては、本案について、令和6年10月1日(火)から同年10月30日(水)までの間、意見を募集します。

 

1.意見募集の対象

 

 周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)(別紙1PDFのとおり)

 

 

2.概要

 

 総務省は、電波の利用状況調査の評価結果等に基づく具体的な周波数の再編を円滑かつ着実に実施するため、平成16年度から毎年、「周波数再編アクションプラン」を策定・公表し、具体的な取組を示しています。

 

 今般、令和5年度電波の利用状況調査(714MHz超の周波数帯)に係る電波の有効利用の程度の評価結果(令和6年7月発表)等を踏まえ、「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)」を策定するに当たり、意見を募集します。なお、本案の概要は、(別紙)のとおりです。

 

 

4.意見提出期間

 

 令和6年10月1日(火)から10月30日(水)まで(必着)
 ※郵送については、締切日の消印まで有効とします。

 

 

5.今後の予定

 

 総務省では、本案について寄せられた御意見を踏まえ、策定した「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)」を速やかに公表するとともに、具体的な取組を確実に実行します。

 

 


 

「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」の「Ⅸ その他周波数の再編・電波の利用等に関する取組」の中で、アマチュア無線に関する以下のような記述がある。

 

(12)アマチュア無線周波数帯における周波数の割当てや共用等の検討

 

 アマチュア無線については、ピーク時の1/4に近い数字にまで利用者が減少している状況であり、電波監理審議会による電波の有効利用の程度の評価結果に基づき、ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための取組を引き続き進めるとともに、国際的な電波の利用動向、他の新たな電波システムの需要やアマチュア無線の態様等を踏まえた、アマチュア無線全体の周波数割当ての見直しや更なる共用の推進等に向けた検討を行う。

 

 当面の課題として、以下に掲げるものについて検討等を行う。

 

・10.1~10.15MHz帯において、国際的な電波の新たな利用需要や国際分配等を踏まえ、固定業務との共用検討を行う。

 

・1260~1300MHz帯において、WRC-23の決議を踏まえ、アマチュア業務及びアマチュア衛星業務は、周波数を共用する無線航行衛星業務(宇宙から地球)の受信機に有害な混信を生じさせないことを条件とすることを周波数割当計画に反映する。

 

・2400~2450MHz帯、5650~5850MHz帯、10.1~10.25GHz帯の周波数帯において、いわゆるバンドプラン(運用規則告示)のアマチュア業務の中継用無線局の使用が低調又は使用されていない周波数の使用区別があることを踏まえ、検討を行う。また、国際的な電波の利用動向、他の新たな電波システムの需要やアマチュア無線の態様等を踏まえ、当該周波数帯も含めた、いわゆるバンドプラン(運用規則告示)全体の将来的な見直しや更なる共用の推進に向け、検討を進める。

 

・10.45~10.5GHz帯、24~24.05GHz帯、47~47.2GHz帯において、特定実験試験局の対象周波数とすることを検討する。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「50MHz帯のアマチュア業務に影響が及ぶのでは?」との声も…>総務省が「新たな周波数割当計画案に係る意見募集(9月2日まで)」を実施中

 

<433.92MHz(EIRP 1mW以下)を使うタイヤ空気圧モニタとキーレスエントリシステム>JARLは容認へ、総務省が「陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集」を10月7日まで実施中

 

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)に対する意見募集
・総務省 周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)(PDF形式)
・パブコメ募集:周波数再編アクションプラン(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・アマチュア無線の周波数帯/アマチュアバンド(ウィキペディア)

 

 

 

●いったん広告です:

レビュー評価高い Amazonベーシック アルカリ乾電池 単3形20個パック

充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)