先週のアクセスランキング1位は、第三級アマチュア無線技士と第四級アマチュア無線技士の資格を持つ、大阪府藤井寺市在住の無線従事者(49歳)が、免許を受けずにアマチュア無線局を開設した電波法第4条の違反行為で、近畿総合通信局が業務に従事することを停止する51日間の行政処分を行ったニュース。先々週のアクセスランキング1位も、第一級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者(64歳)に対して、関東総合通信局が電波法に基づき38日間の無線局の運用停止と無線従事者の従事停止処分を行ったことを伝えた記事だったので、2週続けてアマチュア無線技士(無線従事者)への重い行政処分に関心が集まった形だ。なお、この記事もいまだに注目され、7位にランクインしている。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は、第一電波工業株式会社から、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用ハンディアンテナ「SRH350RR」が発売されるという新製品情報。「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られる同社が、10段ロッド式エレメントを採用して、最小時は24cm、使用時は伸ばして1.15mになる、デジタル簡易無線用に特化したハンディタイプのロッドアンテナを開発・発表した。「デジタル簡易無線のハンディタイプでは初の1/2λ×2段で最大に伸ばした状態で利得『5.15dBi』をマークしており、飛びに関しては、他のアンテナを寄せ付けないスペックとなっております」と案内している。重量は95gでコネクタはSMA型。メーカー希望小売価格は(税込)は10,780円。
3位は「<年内中に35万局を割り込むのは確実>総務省が2024年9月末のアマチュア局数を公表、前月より1,208局少ない35万1,362局」。総務省が、2024年9月末のアマチュア無線局数を2024年11月1日に公表。それによると、前回の2024年8月末のデータから1か月間で1,208局減少して351,362局とり、減少数の高止まり傾向が続いている。このままでは、年内中に35万局を割り込むのは確実な状況だ。アマチュア局は、1995年4月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けていて、直近の10月のアマチュア局の減少数も「▲1300局/月」~「▲1400局/月」で推移している。
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1)<資格を持ちながら免許を受けずアマチュア無線局を開設>近畿総合通信局、第三級と第四級アマチュア無線技士の無線従事者(49歳)に対して51日の行政処分
2)<伸ばすと全長1.15m、このカテゴリーで最大の利得「5.15dBi」を実現>第一電波工業、351MHz帯デジタル簡易無線用ハンディアンテナ「SRH350RR」を新発売
3)<年内中に35万局を割り込むのは確実>総務省が2024年9月末のアマチュア局数を公表、前月より1,208局少ない35万1,362局
4)<秋葉原から電車で2駅、JR両国駅前が会場>アイコム、12月7日(土)に東京都墨田区で「アイコムフェア in 東京両国」を開催
5)<会場で “新製品” の発表あり! 60周年記念の大抽選会も>アイコム、11月30日(土)に奈良市で「アイコムフェア in ならやま研究所」を開催
6)<新人女性ハム2人による特別寄稿「ハンディ機に屋外アンテナをつないだら、大変よく飛びました」>「月刊FBニュース」2024年11月1日号きょう公開
7)<三浦電波監視センターの “電波監視” で発覚>関東総合通信局、許可を受けていない設置場所・無線設備で運用した愛知県豊橋市の第一級アマチュア無線技士に38日間の行政処分
8)<他エリアからも出展・来場者が多数参加して大盛り上がり>11月4日(月・振休)に開催した「第1回 伊勢原市アマチュア無線不用品交換会(ジャンク会)」写真リポート
9)<アマチュア衛星「ふじ3号」最新情報>JARL、日本時間2024年11月2日(土)から11月30日(土)まで計10回の運用予定を公表
10)<54機種が基準を満たさず、そのまま使用すると電波法違反>総務省、著しく微弱な電波の許容値測定「令和6年度無線設備試買テスト中間報告(第1次)」を公表
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