「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られる第一電波工業株式会社は2025年2月8日、コンパクトサイズでHF/50MHz帯の不要輻射の低減ができる、新型のコモンモードフィルター「CMF250」を2025年4月中旬より発売すると発表した。長さは約20cmで既存モデル「CMF2000」のわずか約半分、耐入力は250W PEP(1~30MHz)で200W機でも使用可能というスペックだ。メーカー希望小売価格(税込)は17,380円。

第一電波工業、1~54MHz帯のコモンモードフィルタ「CMF250」
第一電波工業の新製品資料から抜粋で紹介する。
高性能コモンモードフィルター
CMF250
~コンパクトでHF帯の不要輻射の低減ができる、電波障害に効果的なコモンモードフィルターが登場~
このたび弊社では、小型コンパクト僅か20cm以下で、コモンモードノイズの低減が可能な、高性能コモンモードフィルターの発売を開始いたします。既存製品「CMF2000」の僅か約半分の長さで200W機にも安心してお使い頂ける仕様と、耐久性を兼ね備えました。

コンパクトサイズで長さは約20cm。既存モデル「CMF2000」のわずか約半分だ
・型番:CMF250
・価格:17,380円(税込)
・発売日:2025年4月中旬
・コモンモード減衰量:
<スペック>
・周波数:1~54MHz帯
・インピーダンス:50Ω
・耐入力:
250W PEP(1~30MHz)
200W PEP(30~54MHz)
・VSWR:1.2以下
・挿入損失:0.3dB以下
・コモンモード減衰量:-30dB以上(最大)
・全長:190mm(コネクタ部含む)
・接栓:M-J
・重量:約300g
●関連リンク:第一電波工業(2月9日現在、CMF250の情報は掲載されていない)
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