株式会社JVCケンウッドは2025年2月18日、HF/50MHz帯トランシーバー「TS-890シリーズ」用の新ファームウェア「Ver.1.06」を公開した。今回の変更点は「電源OFF/ONの後に、オーディオピークフィルターが正しく再設定されない場合がある不具合を修正」と「CWセミブレークイン運用時、特定のディレイタイムで送信出力のデジタルメーターが正しく表示されない場合がある不具合を修正」の2項目だ。さらにTS-890シリーズ関連のソフトウェア類(ARCP-890、ARHP-890、ARVP-10)も、Windows 11に対応した新バージョンが公開された。
JVCケンウッドが2025年2月18日に公開した、TS-890シリーズ用の新ファームウェアの内容は次のとおり。
● Ver.1.05→Ver.1.06の変更内容 (2025年2月18日)
1.電源OFF/ONの後に、オーディオピークフィルターが正しく再設定されない場合がある不具合を修正しました。
2.CWセミブレークイン運用時、特定のディレイタイムで送信出力のデジタルメーターが正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
なお、TS-890シリーズの下記ソフトウェアも2月18日にWindows 11に対応した新バージョンが公開されている。
・ARCP-890 Ver.1.50
TS-890S/DをPCから制御するためのプログラムです。インターネットやLANなどのネットワーク経由で遠隔操作することもできます。
・ARHP-890 Ver.1.50
TS-890S/Dをネットワーク経由で遠隔操作する際、TS-890S/Dのダイレクトリモートコントロール機能を使用しない場合にホスト側のPCに使用するプログラムです。
・ARVP-10 Ver.1.04
TS-890S/Dをネットワーク経由で遠隔操作する際、TS-890S/D内蔵のダイレクトリモートコントロール機能を使用しない場合にホスト側のPCとリモート側のPCとの間で音声を中継するプログラムです。
詳細およびダウンロードは下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・TS-890S/D ファームウェア アップデートのお知らせ(JVCケンウッド)
・TS-890S/D バージョンアップ情報(JVCケンウッド)
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