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懐かしい “あの局のコールサイン” は見つかるか? 「2025 QSOパーティ」ログ提出局(8,644局)発表--3月30日(日)~4月5日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10

先週のアクセスランキング1位は、今年(2025年)1月2日(木)午前9時から1月7日(火)21時までの6日間行われた「2025(第78回)QSOパーティ」のログ提出局(8,644局)一覧がJARL Webで発表されたニュース。「QSOパーティ」はアマチュア無線家が電波で新年の挨拶を交わしながら20局以上交信し、干支のデザインが入った参加ステッカーをもらうお正月恒例のイベントだ。日ごろはアクティビティーの低い局も、正月だけは積極的に電波を出すことがあり、公表されたログ提出局一覧の中から音信不通だった “あの局のコールサイン(「コールサインの再割り当てで、実は別人」という可能性もあるが…)” を探す楽しさがあることから関心を集めたようだ。

 

 

JARLから発表された「2025(第78回)QSOパーティ ログ提出局一覧」。左上は20局以上のハムと新年の挨拶を交わし(受信)ログを提出するともらえる、今年の干支「巳」をあしらった参加ステッカー(JARL Webから)

 

 

 続く2位は、先々週の1位だった「北海道総合通信局、3年間にわたりアマチュア無線局や業務用無線に関係する免許申請処理等762件を怠っていた無線通信部の係長級職員(50代男性)に対して停職1か月の懲戒処分を公表」で、関心の高さがうかがえる結果となった。2021年10月以降3年間にわたり、担当するアマチュア無線と業務用無線に関係する免許等の申請処理を怠っていた、総務省北海道総合通信局無線通信部の係長級職員(50代 男性)に対して停職1か月のほか、監督責任者の職員4名に対して総務省訓令に基づく矯正措置(訓告2名、厳重注意1名、注意1名)を行ったことを同総合通信局が公表したニュース。なお、処分された同職員が処理を怠った件数は当初調査(476件)よりも増え「762件」だったと発表されている。

 

 

「総務省職員の懲戒処分に関する公表基準」に基づき、北海道総合通信局が3年間にわたり業務を怠っていた係長級職員(50代 男性)への懲戒処分を公表

 

 

 3位には、全国通販を手掛ける無線ショップ「CQオーム」が企画開発したオリジナル商品や、各メーカーのモービルアンテナなど、来店者が自由に試せる「レンタルラボ」を岐阜市にある実店舗に開設したという現地リポート。CQオームでは、細部のこだわりポイントが多い500近くにのぼるオリジナル商品のほか、メーカー製のモービルアンテナやアンテナ基台を選ぶ際に「自分の車にフィットするか?」「今使っているアンテナと比較し、性能はどの程度アップするか?」などを試してもらうことでより満足度の高い買い物をしてもらいたいという考えから「CQオーム レンタルラボ」の開設を計画。集客を強化することになった。

 

 

岐阜県岐阜市にある無線ショップ「CQオーム」。通信販売などを通じて、細部のこだわりポイントが多い500近くにのぼるオリジナル商品を開発・販売してきた。新たな試みで、来店者が自由に試せる「レンタルラボ」を実店舗に開設した

 

 

 4位は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が、年4回刊行している機関誌「JARL NEWS」の電子ブック版「電子版JARL NEWS」2025年春号の誌面を公開した話題。カラーページの特集は「南極・昭和基地とアマチュア無線/JARL南極局『8J1RL』のあゆみ」で、1950年代の「JA1JG」から始まった日本の南極におけるアマチュア無線の歴史から、南極局の年代別QSLカードコレクション、昭和基地ミニ写真ギャラリー、国立極地研究所「南極・北極科学館」を訪問などを紹介しているなど充実した内容となっている。JARL会員専用ページに閲覧用のユーザー名とパスワード(スマートフォン版の場合はブックID)を掲示することで、会員のみが閲覧できる。

 

 

機関誌「JARL NEWS」2025年春号の表紙(左)と特集「南極・昭和基地とアマチュア無線/JARL南極局『8J1RL』のあゆみ」の誌面

 

 

 5位は、2025年4月2日(水)に実施された、アマチュア無線の資格を持ち国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子供たちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」の記事。今回は、埼玉県立狭山工業高等学校(JA1YUT)の生徒および地域の子供たち合計17名と、ISSで船長を務めているJAXA所属の大西宇宙飛行士(KF5LKS)とが日本語で交信を行った。地上側のコントローラーを務めたのは狭山工業高校の無線部部員で、最初は英語で語りかけを行ったが、大西宇宙飛行士から「日本語で大丈夫ですよ…」という声が届き、ほっとした様子が会場からのYouTubeライブ配信で確認できた。宇宙から届く大西宇宙飛行士の声は、多くの無線家がハンディ機などで聞いていたことからSNSでは大いに盛り上がりをみせていた。

 

 

YouTubeのライブ配信画面より

 

 

 

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1)<音信不通だった“あの局のコールサイン”は見つかるか?>参加局は微減! 昨年より27局少ない8,644局を掲載、「2025(第78回)QSOパーティ ログ提出局一覧」発表

 

2)北海道総合通信局、3年間にわたりアマチュア無線局や業務用無線に関係する免許申請処理等762件を怠っていた無線通信部の係長級職員(50代男性)に対して停職1か月の懲戒処分を公表

 

3)【写真リポート】無線ショップ「CQオーム」、オリジナル商品などが試せる “レンタルラボ” を岐阜市の実店舗に開設

 

4)<特集「南極・昭和基地とアマチュア無線/JARL南極局『8J1RL』のあゆみ」ほか>JARL、PC版/スマホ版「電子版JARL NEWS」2025年春号を公開

 

5)【無事成功!】<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の大西宇宙飛行士、4月2日(水)18時07分から埼玉県立狭山工業高校(JA1YUT)の生徒などと交信

 

6)南極・昭和基地のアマチュア無線局「8J1RL」が5月5日(月・祝)に “こどもの日の特別運用” を実施、JARL中央局から交信に挑戦したい小・中・高校生(無資格者も可)を募集中

 

7)<ブームをカメラ三脚に直接取り付けできる>ナテック、移動運用で使える430MHz帯4エレ八木アンテナ「NY430X4CA」シリーズ2種を新発売

 

8)<半年で700名以上がダウンロード、iPhoneなどで使える!>便利な機能満載、アマチュア無線の交信データ管理用iOS系アプリ「HAM交信サポート」紹介

 

9)<ぐにゃっと曲げられてポケットに突っ込める>まるしぃの直売所、超軽量フレキシブル430MHz帯3エレメント八木アンテナ「XEH-FY430EL3U」をお手ごろ価格で提供

 

10)<宇宙ミッションのためのアマチュア無線コンテスト開催>日本時間4月2日(水)10時47分から数日間、宇宙船「クルードラゴン」から437.55MHz(FM)でSSTV画像を送信

 

 

 

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