高知新聞の電子版「高知新聞 PLUS+」が、2025年4月6日(日)に高知県香美市で行われた子供たち対象の「アマチュア無線体験会」の模様を伝えた。当日使用されたコールサインは、高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」のJARL特別局「8J5ANPAN」で、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)高知県支部が、高知県出身のやなせたかしさん夫妻をモデルにしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」(2025年4月から放送開始)の応援を兼ねてJARL本部経由で申請したもの。高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」が終了する2026年3月31日まで同支部加盟の6団体が交代で運用するとしている。

「高知ものべがわエリア観光博『ものべすと』JARL特別局(8J5ANPAN)」は、高知県出身のやなせたかしさんの代表作「アンパンマン」から、コールサインに「ANPAN(あんぱん)」が入っている(画像は「高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」公式ホームページから)
記事によると、2025年4月1日に開局した「高知ものべがわエリア観光博『ものべすと』JARL特別局(8J5ANPAN)」は、一日に国内外の300局と交信することもあるという。
4月6日のアマチュア無線体験会は、高知県香美市香北町の健康センターセレネ前広場に無線機器とアンテナを設置して行われた。マイクを握った子供たちが「アンパンマン」にまつわるおしゃべりで交信を楽しむ様子や、アマチュア無線の感想などを紹介。JARL高知県支部の乃一支部長(JH5RDS)の話も伝えている。
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なお、総務省は「アマチュア無線の交信体験(体験運用)により、アマチュア無線や電波の楽しさ・大切さ・使う責任を知る・学ぶことができ、科学技術や無線通信技術に対する理解と関心を深めることができます。この交信体験を『きっかけ』に、グローバルに活躍する将来の技術者・研究者が育っていくことが期待されています」と説明している。
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●関連リンク:
・朝ドラ「あんぱん」無線で応援 アマ高知県支部が特別局開設 県内外の愛好家らと交信中(高知新聞 PLUS+)
・8J5ANPAN(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・NHK連続テレビ小説「あんぱん」(NHK)
・やなせたかし(ウィキペディア)
・香美市立やなせたかし記念館
・高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」
・総務省 アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)
・JARL高知県支部
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