アイコムの無線機はアマチュア用から業務用まで、すべて子会社である和歌山アイコム株式会社が和歌山県内2か所の工場で生産している。このほど和歌山アイコムはインターネットモールの「MUSENモール」に出店を開始。それを記念し、実際にアイコムの無線機で使っているパーツを再利用した、完全オリジナルの「無線機パーツ入りキーホルダー」の限定販売をモール上で行っている。なんと「廃棄予定だった部品を、社長自らが一点ずつ手作業でレジン封入し、世界にひとつだけのアイテムとして丁寧に仕上げました」という貴重な逸品だ。
「MUSENモール」は、アイコム情報機器株式会社が運営するインターネットモールで、さまざまな販売店や企業が出店し、中古やジャンク品の無線機、過去の無線機のオプション品、オリジナル商品、PC周辺機器やスポーツ用品などを販売している。
そのMUSENモールに2025年5月16日、「アイコム」ブランドの無線機器を製造する和歌山アイコムが初出店。それを記念して、実際にアイコムの無線機で使用されていたパーツを再利用した、完全オリジナルのキーホルダーの限定販売を開始した。

MUSENモールに和歌山アイコムが出店開始
MUSENモールでは、和歌山アイコムの出店と限定品のキーホルダーについて、次のように案内している。
和歌山アイコム、ついにMUSENモール初出店!
プロの現場で使われた “本物” が、キーホルダーに!
このたび、無線機メーカー・和歌山アイコムがMUSENモールに出店いたしました!
今回お届けするのは、実際に無線機で使用されていたパーツを再利用した、完全オリジナルのキーホルダー。廃棄予定だった部品を、社長自らが一点ずつ手作業でレジン封入し、世界にひとつだけのアイテムとして丁寧に仕上げました。
プロの現場で活躍していた “本物のパーツ” には、長年の歴史と現場の熱が宿っています。その重みや存在感を、ぜひ手に取って感じてください。
すべて一点もの・数量限定。世界にたったひとつだけのデザインです。気になる方はお早めにどうぞ!
さっそくMUSENモールの和歌山アイコムのコーナーを見たところ、「和歌山アイコム製 無線機パーツ入りキーホルダー」として、10点が販売されていた。このうち「基板&部品入りタイプ」は4点あり各1,200円(税・送料込み)。また「部品のみタイプ」も4点あり、こちらは各1,000円(同)。さらに超レア物として「基板&部品入りタイプ(ICOMロゴ入り)」と「基板&部品入りタイプ(IC-PW2のファイナルトランジスタ入り)」が各1点ずつあり、それぞれ1,500円(同)の値段が付いていた。

限定品のキーホルダーは10点出品
これらの商品の「おすすめポイント」と「ご注意」は次のとおり。
★実機の基板&部品を使用
和歌山アイコム工場で実際に使用された無線機用パーツを封入。
★レジン封入加工
経年劣化を抑え、構造をそのまま残す保存性の高い仕様。
★すべて一点モノ
基板のパターンや封入部品は一点ごとに異なり、それぞれが唯一無二の構成。
★社内手作業による制作
工場内にてすべて手作業で成形。レイアウトや気泡の個体差も魅力のひとつ。
★コレクション・記念品に最適
量産品では得られない“本物の現場感”を楽しめる、技術ファン向けアイテム。
◇ご注意◇
・中に入っている基板や部品はランダムです。
・どの機種に使われていたかは特定できません。
・廃棄処理時のみ作製が可能になりますので出品は不定期となります。
5月16日の夕方にMUSENモールの公式サイトやSNSで発表があったが、本記事公開の16日20時の時点で、早くも「SOLD OUT」になってしまったキーホルダーもあるようだ。気になる人は早めにMUSENモールをチェックしてみると良いだろう。
(追記:今回出品のキーホルダーは17日午前1時までに10個すべてが「完売」になった。また1週間後の5月23日17時から新たなキーホルダー10個の限定発売が行われたが、こちらは販売開始後10分少々で「完売」になった)
YouTube/アイコム公式チャンネル
「和歌山から世界へ」和歌山アイコム株式会社
(画面をクリック、または「YouTubeで見る」で動画スタート)
「MUSENモール」については、こちらの記事を参考に(2023年7月29日掲載)
<アマチュア無線商品が中心、掘り出し物多数>全国の無線ショップ25店舗が参加する「MUSENモール」がプレオープン
●関連リンク:
・和歌山アイコム製品ラインアップ特集(MUSENモール)
・和歌山アイコム全出品一覧(MUSENモール)
・MUSENモール
・和歌山アイコム公式サイト
・会社概要(和歌山アイコム)
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