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【ハムフェア2025】<会場リポート:記念局etc.運用その1>「8J1HAM」「8J4IH」「8J2TKI」「7J2YAA」ほか社団局など9局を紹介

ハムフェア会場で運用している記念局や社団局との交信も来場者の楽しみの1つだろう。狭い会場内で電波が飛び交うことから、ハムフェア実行委員会では今回初の試みとして「会場内での無線運用は、無線機の最小出力(ローパワー設定)で行ってください。%指定の場合は1%設定、High/Lowの場合はLow、1ワット以下での運用をお願いしています」という案内を行った。430MHz帯FMでは空きチャンネルを見つけることも難しく、混信も酷い状況の中で、各オペレーターはサービスに努めていた。ハムフェア中にhamlife.jpが確認できた記念局、社団局や運用の様子を、2回に分けて取り上げる。まずは「8J1HAM」を含めた9局分から紹介しよう。

 

※パソコンでご覧の場合、小さい画像はクリックすると拡大します。
※各局のコールサインに続く “ /1 ”の表記は原則として省略します。

 

 

ハムフェア実行委員会では、このようなピクトグラムを用意して会場内ではQRP運用を心がけてほしいと周知を図った

 

 

 

●ハムフェア2025 JARL特別記念局「8J1HAM」

 

 JARL特別記念局として、「8J1HAM」は2025年7月1日(火)13時から東京都豊島区南大塚のJARL本部で開局式を行い、会期前のPR運用を開始した。その後、7月3日からJARL神奈川県支部を皮切りに、移動局のJARL関東地方本部内各支部持ち回り運用と、固定局の公開運用などが続けられ、「ハムフェア2025」当日を迎えた。

 

 昨年、8J1HAMはハムフェア会場から初めて都内に設置した無線設備(100W/200W)を遠隔操作して“リモート運用”を実施。このときは、HF帯(7/14/21/28MHz帯のSSB)のみだったが、今回は全バンドでのリモート運用となった。このため、8J1HAM運用コーナーには見慣れたアンテナ群の姿はなかった。

 

 今回はいつものように持参したハンディ機を使って、目の前の8J1HAMと会場内で交信することは叶わなかったが、実は会場外(建物の外)に出れば8J1HAMの武蔵野市局(50MHz帯以上でQRV)と容易にハンディ機で交信ができ、中には50/144/430/1200の4バンドで交信した来場者もいたという。来年も同様のリモート運用が行われるようなら、ぜひ挑戦していただきたい。

 

 今までハムフェア期間中に会場からオペレートを希望する無線家は、朝早くから並んで希望する時間帯やバンド、モードを選ぶ先着順だったが、今回から「毎年遠方からのハムフェア参加者で8J1HAMの運用希望者から申し込みをWebでも行ってほしいとの要望があります。今年は試験的にwebでの受付を行います」として、抽選で運用枠が運用希望者に割り振られる形になった。

 

 そのほか、時間帯やバンドに「青少年・女性」や「体験運用」の枠が設けられるなどしている。

 

 

 

 

 

 

【8J1HAM事前PR運用スケジュールなど】

 

①移動局>JARL関東地方本部内の各支部持ち回り運用
 7月3日~8日:JARL神奈川県支部
 7月10日~15日:JARL山梨県支部
 7月17日~22日:JARL群馬県支部
 7月24日~29日:JARL千葉県支部
 7月31日~8月5日:JARL茨城県支部
 8月7日~12日:JARL栃木県支部
 8月14日~19日:JARL埼玉県支部
 8月21日~22日:JARL東京都支部
 8月23日:JARL東京都支部(JARL群馬県支部、JARL山梨県支部)

 

②固定局>東京都三鷹市
③固定局>東京都青梅市
④固定局>東京都小金井市
⑤固定局>東京都武蔵野市

 

 

【ハムフェア2025当日の8J1HAMリモート割り当て】

 

①7MHz帯>東京都青梅市
②10/18/24MHz帯>東京都三鷹市
③14MHz帯>東京都小金井市
④21/28MHz帯>東京都三鷹市
⑤50MHz帯>東京都武蔵野市
⑥144MHz帯>東京都武蔵野市
⑦430MHz帯>東京都武蔵野市
⑧1200/2400/5600MHz帯>東京都武蔵野市

 

 

 

 

来賓の江島 潔参議院議員(JI4SAR)。コールサインを所持しているアマチュア無線家だが、あいにく無線従事者免許証を所持していなかったため、“体験運用”という形で「8J1HAM」からオンエアーした

タイ王国から「世界ラジオスポーツチーム選手権(WRTC)」の広報活動のためにハムフェアに参加したBunさん(E25KAE)は、「青少年・女性」の枠で運用した。日本のコールサイン「JK1JVX」も持ってる

 

 

 

 

 

 

●令和7年度全国高等学校総合体育大会記念局「8J4IH」

 

 ハムフェア会場内からゲリラ運用を行っていた「8J4IH」。会場のどこで運用しているのか神出鬼没で探すのに苦労した来場者も多かったのではないだろうか。144MHz帯で5局、430MHz帯で90局、1200MHz帯で60局…2日間で155局と交信できた模様だ。

 

「特に今年は1200MHz帯の人口がとても増えてたのは嬉しかったね。この調子でみんながアクティブに1200MHz帯にQRVするようになれば、新しいハンディ機が開発されるきっかけにもなるかもしれないし!!」と、関係者がX(旧Twitter)にポストしていた。

 

 

会場のどこからオンエアーするか事前情報がない状態で、「ゲリラ運用中」のパネルを持ちながら神出鬼没の運用を行ったメンバーのみなさん

 

 

 

●第57回 東海ハムの祭典JARL特別記念局「8J2TKI」

 

 2025年10月26日(日)に愛知県名古屋市昭和区で開催される「第57回 東海ハムの祭典」のPRを兼ねて、JARL東海地方本部ブースで運用(430MHz帯/FM)を行っていた。

 

 

 

 

 

 

●浜松ノビスクラブ「7J2YAA」

 

 既報のとおり(2025年8月21日記事)、海外からの来場者を対象に浜松ノビスクラブ「7J2YAA」のコールサインを用いた「ゲストオペレータ方式」での運用(430MHz帯/FM)が、3エリア6mAMロールコールグループのブースで行われた。

 

 記念局という位置づけではないが、超希少なプリフィックス「7J*」で始まる社団局だけに、情報を知った来場者が7J2YAAとの交信を希望してブースを訪れたケースもあったという。

 

 

来場者からの交信リスエストに応じて、担当者は大忙しだった

社団局をオペレートするドイツ人のMike氏(7J2YAA/DF2UT)。日本語が流暢で、日本のコールサイン「7J1ADS」を持っている

パイルアップさばきも見事だったドイツ人のSwen氏(7J2YAA/DF2UT)。タイ国では「HS0ZFZ」を開局していると話してくれた

「頭の上にハンディ機を持って行けば良く聞こえるぞ(と思う)」のドイツ人のUwe氏(7J2YAA/DL9DAX)

 

 

●JARL中央局「JA1RL」

 

 資格を持たない来場者が、いつでもアマチュア無線の交信が楽しめるように、「アマチュア無線の交信体験制度」を利用した「体験運用コーナー」がJARL特設コーナーの一角に設けられ、JARL中央局「JA1RL」のコールサインが使われた。

 

 アマチュア無線の資格を持つ無線従事者(JARLスタッフ)が、交信の始めと終わりの操作を行い、資格を持たない来場者にマイクを渡して無線を通しておしゃべりを楽しんでもらった。

 

 

 

 

 

 

 

●東芝府中アマチュア無線クラブ「JA1YVT」

 

「お蔭様で開局から60年!」という歴史のある社団局。文字通り、東芝府中アマチュア無線クラブのブースから積極的に運用(430MHz帯/FM)を行っていた。

 

 

 

 

 

 

●Japan Ladies Radio Society(JLRS)「JA1YWM」

 

 アマチュア無線技士の資格を有する女性ハムの集まり「Japan Ladies Radio Society(JLRS)」。1957年に設立された同会は、ハムフェアの常連出展者で、毎回、ブースから社団局のコールサインでメンバーが交互に運用(430MHz帯/FM)するスタイルで来場者と積極的に交信を行っている。

 

 

 

 

 

 

●横浜シーサイドハムクラブ「JJ1ZBO」

 

 移動運用カテゴリーのブースに出展していた横浜シーサイドハムクラブ。「交信された方、QSLカードは即時発行」の案内をしながら運用(430MHz帯/FM)を行っていた。

 

 

 

 

 

 

●ラジオライフ無線クラブ「JJ1YQF」

 

“アキバで働くお姉さん”こと、早坂香澄(はやさかかすみ)が、JJ1YQFラジオライフ無線クラブのコーナーから430MHz帯/FMでオンエアー。自身は月刊「ラジオライフ」誌で「連載 JJ1YQF女子部 早坂香澄の無線伝心」というコーナーを担当。時間を決めて、読者とのアイボールQSOとJJ1YQFのコールサインで交信を楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

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●関連リンク:
・ハムフェア.jp(JARLハムフェア実行委員会)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)

 

 

 

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