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<7月からテクニシャン級問題改訂&8月「ハムフェア2026」会場で試験実施ほか>日本で受験できる米国アマチュア無線の資格試験スケジュール

米国のアマチュア無線資格を日本国内で取得できるFCC(Federal Communications Commission/米国連邦通信委員会)試験が、日本国内でボランティア試験官(VE=Volunteer Examiner)の資格を持つ人たちの団体「VEチーム」によって定期的に各地で実施されている。全国各地のVEチームが行う、最新スケジュールをまとめたので紹介しよう。今回、2026年8月29日(土)と30日(日)の2日間、東京都江東区有明の「有明GYM-EX」で開催される「第48回アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2026)」の会場で、横須賀-逗子VEチームによる臨時試験を、毎時1時間ごと(2日間で12回)出展ブース(D56)で実施すると案内があった(事前申し込みが必要だが、空き枠があれば当日の受け付けも可能)。

 

 

試験実施組織(VEC)であるW5YI-VECとARRL-VECのロゴマーク

 

 

 現在、アメリカのアマチュア無線資格で試験が実施されているのは、初級の「Technician Class(テクニシャン級)」、中間に位置する「General Class(ゼネラル級)」、そして最上級クラス「Extra Class(エクストラ級)」の3つで、日本のアマチュア無線技士の資格試験と異なり、試験問題はすべて公開され、受験者が事前に公開されている問題プールから学習できるようになっている。

 

 このアマチュア無線資格の取得のため、「ARRL」や「W5YI」などの試験実施組織(VEC)があり、ここに所属するVEチームによって、ボランティア試験官(VE=Volunteer Examiner)の資格を持つ人たちよって日本国内でも試験が行われている。

 

 チームごとに受験料の金額や支払い方法、受験の申し込み期限などに違いがあるほか、申込者がいない場合は中止になる場合があるので、各ボランティアチームの最新情報を確認してほしい。

 

 3つあるクラスのうち、毎年どれか1つのクラスが4年ごとに試験問題が改訂されている。今年は初級の「テクニシャン級」が、2026年7月1日から2030年6月30日までの期間で改訂。問題数は409問(新規問題27問、削除30問、約155問が修正)で、最新の運用慣行などが反映された。

 

 これらの試験問題を網羅した「FCCアマチュア無線資格試験(テクニシャン級)問題集 日本語併記版(改訂版)」を、米国のコールサイン「NA8O」を持つ小林直行氏(JK1FNL)が制作し、通販大手のAmazon.co.jpが行う書籍サービス「プリント・オン・デマンド(POD:Print on Demand)」で提供している(2026年5月22日記事)。

 

 なお、あくまでアメリカ領域内からアマチュア無線を楽しむことが資格取得の目的であるため、「受験の条件」として「①米国の領域内に郵便物を受け取ることができる住所があること(メーリング・アドレス)」「②FRN(米国連邦通信委員会登録番号)取得」「③有効なパスポート所持」などの条件がある。「FRN」の取得方法は浜松VEチームのホームページで紹介(PDF形式)しているので参考にするといいだろう。

 

 アメリカのコールサインが持てる!といった、アメリカのアマチュア無線資格を取得するメリットなどが、札幌VEチームの試験会場にもなっている、無線とパソコンの専門店「フェイズ札幌/フエイズサツポロ」のWebサイトに詳しく書かれている。

 

・FCCライセンス試験の勉強法(フェイズ札幌/フエイズサツポロ)

 

 チームごとに受験の申し込み期限が設定されている。事前申込者がいない場合は中止になったり、為替相場の変動により受験料が変更される場合もあるので最新の情報入手を心がけよう。試験前には、それぞれのVEチームに必ず確認をしておこう。

 

 

●最新VEチーム試験スケジュール(hamlife.jp調べ:2026年7月7日現在)

 

 

横須賀-逗子VEチームによる臨時試験が「ハムフェア2026」の会場内(ブース番号:D56)において、ご覧のようなスケージュールで行われる(2026年7月6日時点、横須賀-逗子VEチームのホームページから

 

 

 幸谷 智氏・JQ1OCRのブログ「湧雲日記」には、「FCC試験を受けるときに提出する『Form 605』がうまく書けてない人が多いという話なので説明してみます」として、「NCVEC Quick-Form 605」の書き方の注意点などを紹介している。

 

・FCC 試験書類の記入には細心の注意を払って(湧雲日記)

 

・NCVEC Quick-Form 605の書き方(湧雲日記)

 

 

 

●日本でアメリカのアマチュア無線資格試験を行っているVEチームの一例

 

・札幌(W5YI) http://sapporo.aprs2.net:81/vec/

・みちのく(ARRL) https://ss1.xrea.com/michinokuvet.s344.xrea.com/

・群馬(W5YI) http://www.gunma-dx.org/vec/ve_index.htm

・東京(ARRL) https://sites.google.com/site/fccarrltokyovet/

・横浜(ARRL) http://echo.ne.jp/FCC/index_j.html

・横須賀-逗子(ARRL)http://yzveteam.blog.fc2.com/

・浜松(ARRL) http://nh0aa.us/vec.html

・神戸(ARRL) http://www.ve-kobe.matrix.jp/

・四国(ARRL) http://ve-shikoku.seesaa.net/

・九州(W5YI) http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ja6kyu/w5yi_home/index_w5yi.html

 

※名古屋VEチームは2016年6月末で活動を停止している。

※2020年11月23日にVE神戸チームのホームページがリニューアルされ、URLアドレスも変更。

※水戸VEチームは2023年12月31日をもって解散している。

※VEチームのWebサイトの中には、Chromeなどのブラウザを使用すると「404エラー」の表示が出る場合がある。これは「HTTP接続(http://~)」が自動的に「HTTPS接続(https://~)」にリダイレクトされるのが原因なので、他のブラウザで試してみてほしい。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<小林直行氏(JK1FNL)、Amazon PODサービスで2タイトル発行>「FCCアマチュア無線資格試験(テクニシャン級)問題集 日本語併記版(改訂版)」と「真空管入門(復刊)」

 

 

米国のコールサイン「NA8O」を持つ小林直行氏(JK1FNL)が、「Element 2(改訂版)」「Element 3」「Element 4」の「アメリカFCCアマチュア無線資格試験 問題と解答 日本語訳併記版」をAmazonのプリント・オン・デマンド(POD:Print on Demand)」を利用して出版

 

 

  

 

 

 

 

 なお、「寝てはいけないコンテストクラブ/横須賀・逗子VEチーム」のブース番号「D56」は、「【ハムフェア2026】<ハムフェア実行委員会が「出展者一覧」と「会場レイアウト」を発表>hamlife.jp調べで出展総数が37団体増えて234団体(ポスター出展予定を含む)に拡大」の既存記事(2026年7月3日記事)で場所の確認ができる。

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・FCC試験問題(Question pool)(ARRL Webサイト)
・FCC試験問題(Question pool)ダウンロード(ARRL Webサイト)
・FRN(連邦通信委員会登録番号)の取得方法(浜松VEチーム/PDF形式)
・W5YI Group
・Find an Amateur Radio License Exam in Your Area(ARRL Webサイト)

 

 

 

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