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<「アマチュア無線の日」記念企画> “免許されているバンド別・空中線電力別” のアマチュア無線局数は?

きょう7月29日は「アマチュア無線の日」。1952(昭和27)年のこの日に戦後のアマチュア無線が再開した(全国の30局に予備免許を交付)ことを記念し1973(昭和48)年にJARLが制定したものだ(別記事参照 )。この記念日にふさわしい企画として、2026年5月末現在で免許されている「バンド別・空中線電力別」のアマチュア無線局数を紹介しよう。

 

 

 

 

 以前は総務省の「無線局等情報検索」コーナーで検索することで、それぞれのアマチュア無線局に免許されている周波数帯や最大空中線電力といったデータを閲覧することが簡単に行えた。しかし2023年秋の電波法令改正後は、同コーナーで得られる検索結果は「4AM」「2AF」といった “周波数等の一括表示記号” で表されるようになってしまい、詳細データ(実際に免許されている周波数帯、空中線電力)の取得が困難になってしまったのは残念だ。

 

 ところで、総務省が「アマチュア局の周波数帯・空中線電力別の無線局数」というデータを公開しているのはご存じだろうか? これは「電波利用ポータル」のアマチュア無線コーナー内にある「アマチュア無線関係リーフレット、データ等」のページで随時更新しているExcelファイルのことで、これを見れば、周波数帯別の免許局数や周波数帯別のハイパワー局数を俯瞰的に知ることができる。

 

総務省は「アマチュア局の周波数帯・空中線電力別の無線局数」「アマチュア無線局数の推移」という統計データを公開している

 

 さっそく現在公開されている2026年5月末現在のデータをダウンロードし、見やすく加工したのが下記の表だ。

 

 

総務省が発表した2026年5月末現在の「アマチュア局周波数帯・空中線電力別無線局数」データより。周波数帯は指定周波数で表記されている

 

 

 このデータによると、2026年5月末現在のアマチュア局数は327,127局。その中で免許を受けている局数が最も多いバンドは430MHz帯で310,635局。続いてわずか3局差で144MHz帯の310,632局となっている。
 逆に免許局数が最も少ないのは249GHz帯でわずか22局。続いて “免許申請が大変” と一時話題になった中波の475kHz帯で75局となっている。

 

 免許されている空中線電力に注目すると、「500Wを超え1kW以下」というハイパワーの免許を受けている局が最も多いのは7MHzで2,418局も存在。これに14MHz帯の2,396局、21MHz帯の2,372局が続いている。

 

 次にEME(月面反射通信)目的だろうか、144MHz帯以上の周波数で「200Wを超え500W以下」というハイパワー免許を受けている局を見てみると、144MHz帯で146局、430MHz帯で117局、1200MHz帯で56局が存在。さらに2400MHz帯、5600MHz帯、10.4GHz帯でもそれぞれ1局ずついることに驚かされた。また1200MHz帯では10W以上の免許を受けている局が合計で516局と意外に多いことも分かる。

 

 ハイパワーだけでなく、1W以下のQRPで免許を受けている局や、SHF帯の免許局数と空中線電力などもじっくり見てみると興味深いものがある。

 

 総務省はこの「アマチュア局周波数帯・空中線電力別無線局数」のほか、昭和27年度末から令和7年度末までの「アマチュア無線局数の推移」という、アマチュア無線の隆盛(栄枯盛衰?)ぶりが分かるデータもExcelファイルで公開しているので、ぜひこの機会にダウンロードし、じっくり眺めてみてはいかがだろうか?

 

 

 

●関連リンク:
・アマチュア無線関係リーフレット、データ等(総務省 電波利用ポータル/アマチュア無線コーナー)
・総務省 電波利用ポータル/アマチュア無線コーナー

 

 

 

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