ハムフェアの楽しみの1つが、一度に多くの記念局や社団局と会場内で交信できることだろう。今回も多くの無線局がオンエアーしていたが、JARL創立100周年記念イベント局・JA1RL~JA0RLとJR6RLの11局が記念運用を実施(2026年9月1日記事)したこともあり、430MHz帯/FMを中心にバンドン内はカオス状態だった。混変調の中で交信するのも苦労したのではないだろうか。毎度おなじみとなったハムフェア中にhamlife.jpが確認できた記念局、社団局や運用の様子を、2回に分けてご紹介しよう。まずは「2026 アマチュア無線フェスティバル記念局(8J1HAM)」を含めた9局分を取り上げる。
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※各局のコールサインに続く “ /1 ”の表記は原則として省略します。

ハムフェア実行委員会では「会場内での送信出力を1W以下にしてください。無線機はLOW(最小出力)設定での運用をお願いします。%指定の場合は1%設定が目安」という案内を行い、会場内ではQRP運用を心がけてほしいと周知した
●2026 アマチュア無線フェスティバル記念局「8J1HAM」
JARL特別記念局として、ハムフェア開催に合わせて開設・運用する「8J1HAM」。2026年7月1日(水)13時から東京都豊島区南大塚のJARL本部で開局式を行い、会期前のPR運用を開始した。その後、7月2日からJARL神奈川県支部を皮切りに、移動局のJARL関東地方本部内各支部持ち回り運用と、固定局の公開運用などが続けられ、「ハムフェア2026」当日を迎えた。
ハムフェア会場では、昨年から都内4カ所に設置した無線設備(100W/200W)を遠隔操作する形の“リモート運用”となったため、東京ビッグサイト時代に見慣れたアンテナ群の姿はない。
また、ハムフェア期間中に会場からオペレートを希望する無線家は、朝早くから並んで希望する時間帯やバンド、モードを選ぶ先着順だったが、こちらも事前申し込みによる抽選となったため、大きな混乱は見られなかった。
【8J1HAM事前PR運用スケジュールなど】
①移動局>JARL関東地方本部内の各支部持ち回り運用
7月2日~8日:JARL神奈川県支部
7月10日~15日:JARL山梨県支部
7月17日~22日:JARL群馬県支部
7月24日~29日:JARL千葉県支部
7月31日~8月5日:JARL茨城県支部
8月7日~12日:JARL栃木県支部
8月14日~19日:JARL埼玉県支部
8月21日~28日:JARL東京都支部
8月29日~30日:ハムフェア
②固定局>東京都三鷹市
③固定局>東京都青梅市
④固定局>東京都小金井市
⑤固定局>東京都武蔵野市
【ハムフェア2026会場の8J1HAMリモート割り当て】
●第12回 IARU Reg.3 ARDF選手権大会記念局「8J3ARDF」
2026年11月9日(月)~11月14日(土)に滋賀県蒲生郡竜王町で開催される「第12回 IARU Reg.3 ARDF選手権大会」の記念局の運用が、JARL関西地方本部(ブース番号:E10)で行われていた。
●安土城築城450周年祭記念局「8N3AZ」
こちらもJARL関西地方本部(ブース番号:E10)で運用していた安土城築城450周年祭記念局。今年(2026年)は安土城築城から450周年を迎え、記念局が開設されてPR運用が行われている。これに合わせて、滋賀県が選定した「淡海(近江)の城100」の所在地からの運用局と交信してもらえる「近江のお城アワード(5種類)」の発行もスタートしている(2026年9月2日記事)。
●松本深志高校創立150周年記念局「8N0MF」
ハムフェア会場内のスペースで、ゲリラ運用を行っていた「8N0MF」。長野県松本深志高等学校にゆかりのあるメンバー(同窓生)を中心に活動する「松本深志高校ハムクラブ(JA0YPU)」が、母校創立150周年を記念して記念局を開設。同校の卒業生には作家で元長野県知事だった田中康夫氏がいる。
撮影時のオペレーターは、日本におけるコールサイン研究の第一人者のJJ1WTL・本林良太氏(JARL社員)が務めていた(左)。事前のオンエアー予告もなかったので、交信できた無線家はラッキーだったろう。
●JARL中央局体験運用「JA1RL」
“アマチュア無線の交信体験制度”を利用して、アマチュア無線技士の資格を持たない来場者にアマチュア無線の交信が楽しんでもらおうと、「JARL体験運用コーナー」が設けられ、有資格者がサポートしながら実際の交信を体験。JARL中央局「JA1RL」のコールサインが使われていた。
●日本アマチュア無線連盟富山県支部「JH9YAA」
JARL高岡クラブ(ブース番号:f08)で運用していた「JH9YAA」。事前に「富山県支部の社団局JH9YAAの移動運用(富山100局賞に必須)サービスを行います」と案内していた。アワードハンター向けの粋な計らいだと言えるだろう。
●東京消防庁アマチュア無線部会「JI1YUA」
今回のハムフェアに初参加した東京消防庁(ブース番号:E03)。その場所に展示された「機動情報通信工作車(TW2)」の前で、「JI1YUA」の運用が行われていた。大きなパネルに「公開運用中! 交信できた方かつ会場にお越しになった方に記念QSLカード配布中!(限定300枚)」と書かれていたので、気づいた来場者も多かったと思う。
●大和アマチュア無線クラブ「JA1ZEK」
創立60周年を迎えた「大和アマチュア無線クラブ」が「【1年限定(2026年6月~2027年5月)】この電波を見逃すな!創立60周年記念運用スタート!」と題して、ハムフェア会場からオンエアー(ブース番号:E06)していた。
●JLRS(Japan Ladies Radio Society)「JA1YWM」
2025年7月時点で会員数は国内106名、DX34名を有するアマチュア無線を楽しむ女性たちのグループ「JLRS(Japan Ladies Radio Society)」。毎年、ハムフェアの出展ブース(ブース番号:C16)からメンバー交代で「JA1YWM」の運用が行われていた。
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【ハムフェア2026】<全局の写真撮影コンプリートに成功>ハムフェア会場でJARL創立100周年記念イベント局・JA1RL~JA0RLとJR6RLの11局(計2,320QSO)が記念運用
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●関連リンク:
・ハムフェア.jp(JARLハムフェア実行委員会)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
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